2016.02.08
最近専ら悪口系記事担当となってしまった筆者だが、今回はシティガールを気取っている女子必読の「東京崖っぷちアイテム」。2016年の流行を予測する情報が錯乱するなか、TOKYOWISEでは2016年に終わりを遂げるものを予測し、もうそろそろそれヤバイっす、を親切に(お節介?)お知らせしようと思う。ご存知のとおり、東京のファッショントレンドの賞味期限はとにかく短い。つい数年前まで1人1本が常識であったレギンスも今となってはパンツの下の股引代わり。このペースでいくと、昨年爆発的にヒットしたガウチョパンツあたりはもうそろそろヤバイのでは?さまざまな予想を巡らすなか、TOKYOWISE編集部で調査した転落スレスレ、崖っぷちアイテムがこちら。
★ニューバランスのスニーカー
流行り過ぎた結果、他ブランドへシフトする人多数。ニューバランスのようなゴツめよりも、スタンスミスのような細身デザインが今の時代の気分。そう考えるとコンバースのオールスターってすごいよね、としみじみ。
★シュシュ
副編集長は出てきたときから『は〜?ダセー!』と思っていたというシュシュ。ロングヘアの人が面倒だからこれで髪まとめてます感が否めなく、今となっては貧乏臭さが漂う。もう家から持ち出さないほうが懸命のよう。
★ガウチョパンツ
やはり入ってしまったガウチョパンツ。『ガウチョって何だよ!』『ラクしている感が許せん!』とアンチガウチョ派の編集長の一存で崖っぷち認定。感度の高い人はすでにフルレングスのワイドパンツに移行している。
★オックスフォードシューズ
通称「おじ靴」。レディーススタイルに足元だけメンズ感のあるコーデが今年は時代遅れに写りそう。ソニアパークのように完璧にファッションスタイルが確立されており、それ以外何履くんですか!? という人以外は避けたほうが無難。
★チュールスカート
ガーリーなファッションそのものがもうヤバめ。ミニ丈のもろガーリーなチュールスカートはすでに転落しており、渋めの色や長めの丈の大人チュールでも崖っぷち。存在感のあるアイテムだけに履いていると悪目立ちしそう。
★パールがやたらついたもの
パールアクセの流行に便乗して生まれたmuv○ilのパールトートやLa○laのパールスウェットは大人気とはいえ、長くはもたないアイテム。本物はさておき、フェイクパールのブームは終わりに近づいている模様。
★黒のフェルトハット
ハット愛用者には残念だが、大流行によりかぶるのを躊躇うアイテムに。なかでも女優帽といわれるつば広の黒のフェルトハットは猫も杓子も状態で、かぶっているだけで没個性をアピールしてしまうことに。
元アパレル勤務の新編集部員からは「ボトルネックニット」という声もあったが、こちらは筆者がまだ着たいために保留ということで(汗)。悲しくも崖っぷちに認定されてしまったアイテムたちだが、周りの目なんか気にしない!という人はさておき、オシャレ都市東京ではトレンドに乗ることよりも、トレンドの終わりを見極めていち早く退散することのほうが重要なのでは?と思えてきた。「みんな持っている」と感じたときにはすでに遅し。ここで筆者は勇気をもってその見極め方を伝授したい。
ユニクロの広告でトレンドの終わりを知る!
ユニクロはトップブランドの後発商品を作っているため、ファッションの時系列で考えるとアリな考え方と言えなくもない。となると、この冬大々的に売り出したチェスターコートにも危機感を感じてならないが、ファッション業界に精通した副編集長からは「丈感や襟の大きさなどが変わってまだトレンドが続くと思う」とコメントが。ともあれ、東京人たるもの崖っぷちアイテム着用で気取って歩くことのないようご注意を。
東京崖っぷちアイテム男性編はこちら!