2020.03.19
- beauty
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お家にこもってみて一番役立ったこと
2020年の幕開けがまさかこんなことになろうとは誰もが思わなかったはず。東京は桜が開花したのにお花見も自粛モード。過度な外出や集まりを控えるようにお達しがあったけど、一体、いつまで続くのだろう。
「自分が感染してしまったら…」と考えると、やっぱり怖い。当たり前だけど手洗い・うがいの大切さを改めて実感する。そして今、自分でできることとして、無理な外出は控えるようにしている。
家にいる時間が増えると、「時間が無くて…」と言い訳にしていたコトもできるようになるわけで……（笑）、今回はフェイスのみならず、ボディケアまで徹底的にスキンケアの見直しを行うことにした。まずはコスメの断捨離。
新作コスメや自分の肌に合った定番コスメがIKEAのワゴンに納められている。ざっと見て100アイテムくらい。使うもの・使わないアイテムの仕分けをするのだが、１品１品に思い入れがあり、その都度試したりするものだから作業が進まない。そんな中、手に取ったのがウェレダの「ホワイトバーチ ボディオイル」だった。
数年前、あるブランドのプレスツアーに声が掛かった。総勢10人くらいのこじんまりとしたツアー。滅多にない機会に喜んで手を挙げたが、２泊3日の泊まり込み。メンバーを聞くと初めてお会いする方もいたけど快諾し、行くことにした。
いろいろなスポットを巡りながら、各々仕事に精を出す。1日の取材を終える頃にはもうすっかり仲良しになっていた。食事の後、みんなで温泉に入ることになり、高台にある宿の露天風呂で夜空を眺めながらの入浴。女同士の裸の付き合いも悪くない。
更衣室で浴衣に着替える時、一人の女性に釘付けになった。女性の、ましてはこの旅で初めてお会いした方の裸をまじまじと見入るなんて、本当に失礼な話である。でも……無礼だとわかっていても目を離さずにはいられなかったのだ。
家から持参していたのだろう、ボディオイルを濡れた体にすべらせる。よく見ると彼女の肌は透き通るような白肌。もちろんこの肌は1日にして成らず、毎日丁寧にお手入れしていることがひと目でわかった。
同時に、心をえぐるような鈍い痛みがじんわりとわいてくる。圧倒的な格差を見せつけられたような、何て言うか「女」の差……みたいな。
彼女が振り返り、「使う？」と手渡してくれたのが、ウェレダの「ホワイトバーチ ボディオイル」だったのだ。
つい先日のこと。春企画の仕込みがやっと一息つき、悲鳴をあげていた体をほぐすため、行きつけのエステへ駆け込んだのだが……その場で思わぬ恥をかくことに。
120分のボディトリートメント。「まずは足湯に浸かり、巡りを良くしますね」とエステシャンに言われ、ハッとする。ペディキュアをしていなかったのだ。いつもはネイルを塗っていたのに、オフしたままだった。ペディキュアをしていないだけでも、ものすごく恥ずかしいのに、こともあろうにかかとは角質が溜まりガサガサ……。今思い出しても穴があったら入りたい。
「たられば」のオンパレード。「面倒臭い」「明日でいいや」と投げ出さないことの大切さを実感する。
この想いは珍しく私に強い意志をもたらした。特に、お風呂上がりのスキンケアに注力している。顔のお手入れで使う化粧水、美容液、クリームを１プッシュずつ多めに取って、かかとにも塗っている。顔に使えるコスメを足に使うなんて贅沢だけど、でもその効果はすぐにあらわれた。すぐにツルツルのかかとに戻ったのだ。
後日、友人にこの話をしたら「それ、わかる。激しく同意」と返事があった。「パッと見の変化では満足しないんだよね。肌が変わってくれないと。スベスベ、サラサラした肌触りなんだよね」と。
先日、車を運転していたらラジオから人気占い師による「2020年の開運アドバイス」が聞こえてきた。
「今年はルーティンワークをしっかり行って運気を呼び寄せてください」と。絶妙なタイミングに笑ってしまった。美容のルーティンで開運を引き寄せられるかしら？
「継続はチカラなり」、1年後、いや半年後に笑っていられるように。
ヴェレダ ホワイトバーチ ボディオイル 100ｍL ￥3,800（税抜き）／ウェレダ・ジャパン
