2015.07.29
国際色豊かで、女が肉食と言われるこの東京のナイトラブ(夜の営み)に興味を持つ人も少なくないはず。性のあれこれについて、考えや思考、個性もあり、ワンナイト・カーニバルも否定できない現代で、TOKYOWISE的 “東京LOVE” のひとネタとして、日本人女性の下着について掘り下げたいと思う。
男性目線からはどうなのか? 個人的なリサーチではあるが、恋愛中の男性と既婚男性の意見はどうやら分別される印象。恋愛中であれば、夜の営みの中で見る&感じる要素はセクシャリティの中にありそうだ。
恋愛中の男性意見
「女性の下着に求めるのは、色やデザイン、セットアップの組み合わせ」
「洋服を脱いだ時に、キレイだと思える下着を身に付けてほしい」
「セットアップの色とデザインはもちろん、洋服に合わせた機能面や色をセレクトしているのが洗練されていて良い」
なぜなら、「ちゃんとしている感や、男性(こちら)を気にしてくれているように思えるから」なのだとか。※12人中6人の回答
既婚の男性意見
「下着? あまり意識して見ていない。洗濯したり干す環境もあるし、そこまで相手も気にしてないと勝手に思っています」
「あまり重要視はしないけど、使い古していたり、ベージュのカラーが多くなったりするのは嫌」
「結婚してからのベッドシーンでは、奥さんがブラジャーを付けていることが少ないかも……」
など、一緒に生活をしている関係の中で意見がはあるものの、あまり気にとめていない様子だ。
※12人中5人回答(1人 そもそも関心がないとの回答)
ちなみに、今回の下着に関するリサーチで「萎える」という答えが多かったのは、パープルやレッドのカラー、フリルやレースの装飾やレオパード柄といった主張の強いもののよう。中には、「ガーターベルトが憧れ! でも毎回は困るかな」という個人の趣向と願望を口にする人もいた。
では、その男性の意見や想いに反して、女性の意識はどんなものか? 一般的な女性意見をざっくりとまとめてみよう。
恋愛中の女性の意識
「好きな男性(彼氏)と会うときは下着も気合いを入れる」
「色味は攻めのヴィヴィット系もOK」
「ファッションに合わせて下着選びも楽しむ」
「勝負下着はセットアップ、色とデザインを気にして選ぶ」
既婚の女性の意識
「機能性重視で下着を選んでいる(洋服との組み合わせを重視)」
「色やデザインの組み合わせは気にするけどセットアップにこだわらない」
「異性目線はさておき、着用感など自分に合ったものを選ぶ」
上記の回答者(女性)の中で多く挙ったのは
「男は下着なんて見ない!」という声。
世代に関係なく、夜のお楽しみの時間に気合いを入れても見られていない(コメントも無い)という意見が予想以上に多かった。
それなら、気合いを入れるどころか
お金をかけてテンションがUPするアイテムをわざわざ購入するわけもない、という連鎖がうかがえる……。
男女の意見を聞いてみて思ったことは、互いの意見や意識とは異なり、世代によってもちょっと違うのだという点。セルフプロモーションや自己満足も大事だけれど、時には、異性の声と意見に耳を向けるのも良いかもしれない。
異性を気にする&こだわる下着のセンス、抱き合えるボディメイクなど、東京LOVEに必要不可欠な要素を探してみるのも、ちょっとした楽しみになるのかもしれない。