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2015.07.29

vol.6 TOKYO LOVE
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慎重派”アラフォー”女性による「婚活」 第1弾でまずは「神頼み」を実施した。
「神頼み」したあとは出会いを求めて活動!ということで、インターネット経由の出会いサイトを試して見る企画が決定した。早速筆者は、Facebook経由で登録ができる大手2社、Pairs(ペアーズ)と Omiai(オミアイ)と、手軽に始められるSKOUT(スカウト)、Tinder(ティンダー)にまず登録してみた。

が、、どうもやる気が起きない。
ただでさえ話し下手なのに、知らない人と話すなんてもってのほか!

数年前よりアメリカでmatach.comを中心にインターネットで出会うという形が市民権を得はじめた。その頃アメリカ人の知人に「インターネットという出会い方もあるよ」と勧められたが、「日本人にはそんな方法浸透するのは難しいだろう」と思っていた記憶がある。だがそんな憶測は見事に外れ、最近では日本でもかなりメジャーになってきているらしい。実際知り合いの知り合いレベルでは、出会い系サイトを通じて出会い付き合い始めた人が結構いるらしいと聞く。

そうは言ってもニュースで耳に入ってくるストーカー事件など恋愛のもつれから発展した警察沙汰の最初の出会いは、インターネットを経由したものが多いように見受けられる。本当に危なくないのか?!不安が押し寄せる。

まずはリサーチからはじめてみよう。
他の人たちはどう思っているのか、どう使っているのか、インターネット検索を試みる。
”出会い系やってみた”を検索ワードに入力してみると、
む、む、
“○人実際会って、そのうち○人とそういう関係になりました”とか、“プロの女性を買うよりまめに連絡さえすれば安くやれる”などなど、出るわ出るわ、男性筆者による一夜の相手を簡単に探せる的なといういかがわしい記事の数々。

そうか、やはりインターネット上で真剣な出会いを探すのは至難の技なのか?だまされたらどうしよう?とやっぱりまたここで再度やる気を失わせる。

そこで思いとどまった。
「待てよ、男性目線で書かれた記事ばかりだけど、女性サイドからの記事はほぼ皆無ではないか?きっと不安で、どんなのか聞きたい女性も多いはず」(女性と言っても、完全アラフォーで申し訳ないのだが)女性目線で果敢に実験台になってみることにする。

ちなみに一つ断りを入れておくと、実験台とは言っても、ちゃんと本気で婚活に取り組む。


<<はじめてみよう>>
SKOUT / Tinder編


まずは簡単に始められるSKOUT(スカウト)、Tinder(ティンダー)から手始めに開始。

STEP 1 – Facebook経由で登録、ログイン

STEP 2 – プロフィール設定
プロフィール何を書いて良いのかわからず、男性会員のプロフィールを参考になんとなく書いてみる。写真も比較的反響が良さそうなものを厳選する。

STEP 3 – 早速お相手を探してみる
SKOUTはフィルター設定があり、求めている相手の性別(LGBTの選択肢もあり)、所在地の範囲、年齢範囲、人種が選べることができ、設定にあった男性のリストから選ぶことができる。一方Tinderはとにかく近場にいる男性が一人ずつ次から次へと出てきて、Yes/Noをひたすらし続けるという方法。

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Pairs / Omiai 編


次に、記入事項がより多く、年齢確認まである、もう少し本気度が高いサービス、Pairs(ペアーズ)とOmiai(オミアイ)の登録へ。

STEP 1 – Facebookで登録、ログイン

STEP 2 – プロフィール設定
またもや書き方を悩んでいたが、これらのサービスはよくできているようだ。例えばPairsの例文機能はこのまま使っても良いのではないかと思うような出来具合。 Omiaiも雛形があり、同世代の人気会員がどのように書いているのか見ることもできる。すべてそのままコピペというわけにはいかないが、少々参考にさせていただきつつ、プロフィール完了。写真もできるだけ自然でありながら、きちんと顔がわかるものをチョイス。

STEP 3 – 検索条件を入力
年齢、居住地、身長、職種、身長、言語などが選べる。
Omiaiでは相手が求めている条件も検索できるのだ。
たとえば20代しか受け付けない男性に “いいね!” 送ってもしょうがない。
多くは求めません!
年齢は自分の年齢の+ —5歳程度。
その他も平均的。

STEP 4 – 年齢確認/支払い
免許証など身分証明書を携帯で撮影して送付し承認されると、正式に始められるようになる。
Omiaiは男女共にクレジットカードを登録して支払いを行う。(Pairsは男性のみ要支払い)

STEP 5 – お相手探し
[方法1] まずは ”いいね!“ をくれている男性をチェック
「うーん、、」
いやいやそう言っている場合でない。
でも今日のところは保留。

[方法2] 足跡から探してみる
一応気になってプロフィール見てくれた人もチェック。
でも待てよ、プロフィールみて ”いいね!” を押してくれなかったってことじゃないか? というわけで今の所こちらも保留。

[方法3] 先ほど入れた検索条件から地道に探す
当たり前と言っては当たり前だが、男性が相手に求める条件としての若い人を選ぶ傾向にあり、Omiaiの相手に対する条件でアラフォーを候補に入れてくれている方はとっても貴重な人材である。そんな方々に「ありがとー」と心の中で叫びながら、読み進める。

ここまで来たからには、もう一度自分に “いいね!” をしてくれている人を中心に、写真の雰囲気や、プロフィール、趣味、年収などをもう一度チェックし、気になる人に何名か “いいね!” 返しをしはじめる。

STEP 6 – マッチ
幸運にも何名かマッチさせていただいた。(感謝)
ここから少しずつコミュニケーションが始まるものの、やはり会ったこともない人との会話は難しい。少しずつ趣味や仕事、お休みのことなど会話しながら距離を縮めていく。

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STEP 7 – 会ってみる
マッチさせていただいた男性と、ネット上ではコミュニケーションを少しずつとりつつも、進展はあまりない。まずは会ってみようと思う。

[その1]
そこで、実際にお会いしませんか?とお誘いをいただいた貴重な人材の方に、ちょっと怖いけど会うことを決心。と思った矢先、その約束した日は仕事だったことに気づく。そこで

「すみません、次の週にリスケしていただけませんか?」
と尋ねると、
「じゃ、もういいです。」
というお返事。。
スペシャルメッセージまで送ってきた人だったが、きっときっちりスケジュール通りに進めたかった方のようだ。

[その2]
気を取り直してまた後日、貴重な人材No.2と会うことになり、今回は無事面会達成。
優しそうな方である。
事前に何回かメッセージでやりとりしていたにも関わらず、共通の趣味やら話題やらがイマイチ見つからず、どこから話して良いのかわからない、お互い気を遣っているのがよくわかる。
自分とは異なる趣味の話を聞いてみたり、仕事の話をしてみたりするもやはり会話が途切れてしまう。違和感を持ちながら、この日は別れた。


<<各出会い系アプリの特長>>

️SCOUT (スカウト)


外国人登録者を多いようで、外国人と仲良くなりたい人には出会いのチャンスだ。一度ログインすると、次から次へとメッセージが入ってくる(半分以上は英語)。中には露骨にs**させてーというメッセージもあるそう。
男女ともに無料のサービスのためか、交際、婚活というより、遊び相手や軽めの交際に向いているように見受けられる。
ちなみに年齢が間違っいて修正できなかったり、同じく試していた友人は、大切な打ち合わせ途中に音楽がなってしまうなどバグが多い。

️Tinder (ティンダー)


こちらもSKOUT同様無料のサービスで、以前は圧倒的に外国人登録率が高かったが、最近では日本人もかなり多くなってきているようだ。
写真と簡単なプロフィールをみるだけで YES/NOを決めていくという簡単なもののため、やはり軽めの交際が多いように見える。

ちなみにアメリカ在住の友人数名に聞いた所、アメリカで流行っているのは手っ取り早くチェックできるTinder 。近くにいる異性の写真が出てマッチング。見事マッチしたらまず会ってみるらしい。メールとか面倒くさいし、まず会ってみないとわからないでしょ、と。

️Pairs (ペアーズ)


前の2サービスと比べると真剣味のあるPairs(ペアーズ)。
というのも、本人確認証書の提出があり、女性は基本無料だが、男性は料金が発生するからだ。また若い人が多いというイメージだったが、ある程度の年齢の方も見かける。(いいね!をいただいた方を見ると、50代60代の方まで幅広く。)また男性はメッセージごとに課金されるらしく、LINEでのコミュニケーションを求めてくる男性が多い。
プロフィールもわりと長く書いている方が多く、比較的本気度が高いように見える。

️Omiai (オミアイ)


このOmiaiは男女ともに料金がかかるサービスで、本人確認が必要。
また料金も安くはないのでPairs同様本気度が高いようだ。プロフィールを見ていてもきっちり書いている人が多く、安心できる。 こちらも20代から50代と幅広い年齢層の会員の方がいて、所在地、年齢、プロフィールともちろん写真からゆっくり選ぶことができる。

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<<出会い系サービスを楽しむ7か条>>


️まめにコミュニケーションをとろう
忙しすぎる時はあまりお勧めしない。
タイミングも大切なのである程度時間がある時に始めよう。

️女子のプロフィールには“料理””洗濯”は鉄板!
プロフィールには、料理や掃除をすることをアピールすると印象が良いようだ。

️プロフィール写真は人に見てもらって人気が高い画像を選べ。
プロフィール写真が第1印象になる。多くの人に見てもらって印象が良い画像を選んでもらおう

️気になる相手がいたらまず会ってみよう
職場や友だちといった出会いとの大きな違いは、基本赤の他人であること。合わなければ、会わなくて良いのだ。
インターネット上でやり取りをしていても、会ってみるとやはり違うかもと思うことも多々ある。まずは会ってみて、ダメなら次、という姿勢で挑もう。

️会うときは緊張感をもって!自己責任
有料版とはいえ、プロの女性にお金を払って一夜を共にする相手を得るより、まめにコミュニケーションとれば安く一夜の相手が見つけられる、というインターネットの書き込みを見たこともあるので要注意!

️個人情報は小出しに
あまり最初から個人情報を出すのは危険だと思う。
もちろん大抵の人は真剣に取り組んでいると思うが、どんな人が潜んでいるかはわからない。お見合いのおばちゃんのように素性を調べてくれてはいない。
ちょっとぼやかして、仲良くなったら少しずつ公開していく方が良いと思う。

️皆に対して感じ良く
良いなと思う人に出会ったとき、急に対応を変えることは難しい
日頃から誰に対しても優しく接することが重要だ。
もしかしたら出会いがないと思っていたリアルな場に、意外と現れるかもしれない。


その年齢で慎重すぎて何様だ?だから結婚できないんだ。というご意見もあると思う。ごもっともである。自分の年齢、見た目を考えたらそんな悠長なことは言ってられない。そんなことは百も承知だけど、これでも私にとっては大きな一歩なのである。

インターネットでの出会いは最初からお互いの年齢、収入、趣味、求めるものなどある程度厳選してから会うことができるという、恋愛に発展するに当たって乗り越えねばならない垣根を一つ取っ払ってくれているのは画期的ではある。がしかし、条件だけですぐに最高のパートナーを見つけられるというのは難しい。サイトを訪れ、これはと思った人に地道に会って会って、それでようやく見つけられるかもしれない。
また見つけられなかったとしても、恋愛するモードになることで、今まで見向きもしなかった何かが身近に転がっているかもしれない。

最後に、どれもこれも筆者個人がやってみた方法であり、個人的な感想である。インターネットで出会いを求める方は個人の責任で進めていただきたい。

(Text: Ms.MATCH)

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