2017.04.21
東京ハイヒール術
①マンホールの穴にヒールがハマる(ヒール直径1.2cmの場合)
道を歩けばすぐに出現するこちらのマンホールは、ヒールがスポッとはまってしまう。しかし、マンホールは数メートル先からでも見つけやすいので避けやすい。そのため難易度低め。難易度★★☆☆☆。
②道路と敷地の狭間のステップに気をつけよう (ヒール直径1.2cmの場合)
段差をなくすためのステップなのだが、なぜか穴が空いている。遭遇頻度が高くないため油断して穴にはまる。難易度★★★☆☆。
③ブロック状の歩道の溝と溝の間に気をつけよう(ヒール直径0.9cmの場合)
これは竹下通りにある歩道だ。(景観的なのか?)綺麗な塗装ロードに見せかけているが、歩いているだけで自然にハマってゆく。そもそもヒール0.9cmで歩くのも精一杯なのに… 難易度★★★★☆。
④駅のエスカレーターの溝(ヒール直径0.9cmの場合)
ここが最難関なのは、全部溝になっているということだ。HELPの場所はない。そのため、つま先立ちで乗ってみた。逃げ道がないので案の定、完全にハマるが、事前に心得ていればクリアすることもできる。難易度★★★★☆。
⑤使い分けよう!
上記の溝ポイントに注意を払いながらも、歩く頻度が多い東京では、ヒールの塗装やレザーが剥がれてすぐにボロボロになってしまうので、通勤や通学時にはスニーカーやフラットシューズを履き、サブバッグにヒールを忍ばせて打ち合わせの直前に履き替えるなどの使い分けがオススメだそう。私には正直面倒臭いので、靴の二段階活用難易度は★★★★★だ!
ハイヒールは、強くて美しい。
今回実践してみて、私がハイヒールをはかない理由であった「痛い、辛い、脱げる」といったネガティブは、ハイヒールを日常的に履く女性たちも同じ思いだが、それでも東京穴事情を駆使して、みんな毎日カツカツ、強い女を象徴するかのように歩いているのだ。
それに、仕事の終わりを意味するヒールを脱いだ時の女性は、窮屈な解放感に満ち溢れ、なんとなく官能的にも見える。
とか言いつつも、毎日コンバースを選んでしまう私だが、とりあえずデートだけでもハイヒールにしてみよう。