2017.04.27
東京で夜景を見る時は、どんな時だろう?
わざわざ1ヶ月前から予約しておいた高層ビルのレストラン。美味しい食事をいただきながら、窓の外に広がる「東京」を眺めて、目の前にいる人にニッコリと微笑む。そんな、とにかく絵に描いたような東京の夜の風景だろうか。
それも素敵だけど、どうしようもなく落ち込んで何も考えたくなくて、だけど何か綺麗なものを見たい時がある。春の暖かさに気分が高揚して、仕事場から歩いて帰ってみたくなる。
そんな時に、ふらりと立ち寄ることができる静かな東京の夜景を、東西南北それぞれ1箇所ずつ、選んで歩いてみた。
東エリア:佃大橋(東京都中央区)
まずは東エリア。新富町のオフィス街と、月島の下町を結ぶ佃大橋へ。
高層ビルと住宅街が入り乱れている間を、漆黒の隅田川が流れている。
そこに通るは屋形船。遠くに見えるは東京タワー。
たゆたう川の上を歩きながら、思い悩んでいることも、どこかにいってしまえと願う。
位置情報
佃大橋
東京都中央区月島1丁目付近
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西エリア:西新宿ジャンクション(東京都新宿区)
タワーやビルばかりが夜景ではない。複雑にいりくんだ高速道路も、夜には趣を変えて夜景と化す。
その中でも首都高速4号新宿線と中央環状線を結ぶ西新宿ジャンクションは、3つにも重なって圧倒的な存在感だ。高速道路の光と、下に通る車の明かりで、昼間のように明るくなり、高揚感を感じながら歩ていく。
位置情報
西新宿ジャンクション
東京都新宿区西新宿3丁目 山手通り付近
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