title_card

2015.09.22

vol.7 TOKYO COST PERFORMANCE
topimage_card

ポイントカードはお持ちですか? 買い物をすると必ずといっていいほど聞かれるセリフ。今や、洋服や雑貨、化粧品、本、電化製品にいたるまで、何でも買えばポイントが付く時代。増える一方だから作らないという人もいるが、基本的にケチな私は「もらえるものはしっかりもらわなきゃ」という根性から、買い物した店ではほぼポイントカードを作っている。しかも、作ったはいいが買ったときに持っていないというマヌケな事態を避けるために、日々30枚以上のポイントカードをカードケースに入れて持ち歩いているのだ。

と、うぬぼれてはみたものの、ポイント還元率まではチェックしておらず、ただ無駄なくポイントを貯めているだけ。実はあまりポイントカードの恩恵を受けたことがなく、有効期限が切れて捨ててしまうことも。そこで、今回は自身が持っている30枚ちかくのポイントカードを徹底的に調べ、絶対おトクな5枚を選んでみた(クレジットカードとTカードなどの共通ポイントカードは除く)。

■OZカード

p01 ◎還元率:1%

オオゼキのポイントカードのいいところは現金で返ってくること。もちろん1ポイント1円としても使えるが、自身は5,000ポイントで現金化して、臨時ボーナス的に好きなものを買って楽しんでいる。5倍デーにまとめ買いすれば半年で5,000円のキャッシュバックも夢じゃない。近所にオオゼキがあるなら絶対作るべきカードのひとつだ。

■ベイクルーズグループ メンバーズカード

p02 ◎還元率:3%

洋服屋のポイントカードは好みがあるので一概には言えないが、ベイクルーズグループのポイントカードは作って正解。扱っているブランド数が多いことと、1ポイント1円で毎回のお買い物に使えるからだ。有効期限が最終お買い物日から1年間であることさえ注意すれば、有効にポイントを活用できる。

ちなみに、持っている洋服屋のポイントカード全てを調べてみた結果がこれ。

hikaku-1

ショップによってポイントの付与条件も利用方法も異なり、非常に複雑。バーニーズにいたっては「B(ビー)」というオリジナルの単位が出てくる始末。調べてみてわかったことは、だいたい年間に5万円以上の買い物をしないとポイントの恩恵は受けられないということ。ジュン、アングローバル、バーニーズにおいては相当頻繁に買い物しない限り、ポイントを利用できるまでには至らないだろう。

■靴下屋スタンプカード

p03 ◎還元率:0.2%

500円につき1スタンプ付与で、20個で500円分の買い物ができる。還元率は低いものの、靴下屋のスタンプカードは有効期限なし。店舗も多いので買い物する機会も多く、春夏はソックス、秋冬はタイツやレギンスと購入すれば1年ぐらいで簡単に貯まってしまう。注意すべきは、貯まったスタンプカードがそのまま500円分のサービス券になるため、発行店のみの使用になること。スタンプカードを作るときは一番利用する店舗で作ろう。

■ビックポイントカード

p04 ◎還元率:10%

家電量販店の還元率の高さは有名な話。自身はビックカメラを利用する機会が多いが、御三家といわれるビック・ヤマダ・ヨドバシのうち1枚は持っていると便利。どこも10%ポイント還元が基本で、対象となる商品はまちまち。一番利用する店に絞って貯めるのは当然だろう。ビックポイントカードはsuicaカードと連動するとおトクという話もあるが、電車賃をクレジット払いにするのに躊躇しており、作るに至っていない。

■スターバックスカード

p05 ポイントカードではないが、スターバックスをよく利用するなら持っているとおトクな1枚。年に1〜2回5,000円入金するとドリンク無料券をもらえるキャンペーンがあるのだが、このドリンク無料券がスゴイのだ。1,000円までのドリンクなら何でも無料になるため、ベンティサイズに挑戦するもよし、有料のカスタマイズを思いきり楽しむもよしで、ひと味違うリッチなスターバックスを体験できる。ちなみに、このスターバックスカードは、2002年に国内で初めて発売されたもので、レジで出すと店員さんに話しかけられることも多く、ちょっとしたスタバ通を気取れる。
今回調べてみた結果、ほとんどのポイントカードはコスパが悪いことが発覚。しかも、大量に持ち歩いていたコスメブランドのカードはただの顧客カードでした(←アホ)。これからは無意味にカードを作ることは避け、財布のスマート化をめざそう決意したのでありました。

(Text: Ayako Takahashi-TPDL)

TOKYOWISE SOCIAL TOKYOWISE SOCIAL