ピコ太郎とMC Hammerの共通点!? リバイバル到来、 90s’ Party Music Everybody Listen Now! 90s’ Party Music

2016.12.10

vol.13 TOKYO FOOD
90'smusic

大きなトレンドの周期は20〜25年サイクル?! 


ピコ太郎の『PPAP』動画を初めて観た時、MC Hammerを思い出したのはアラフォーの私だけだろうか? 音楽性ではなく、サングラスやヒョウ柄の衣装に、90年代を彷彿させる&懐かしさを感じた。自分勝手に「旬じゃ〜ん」とも思ってしまった。旬と言えば、今季のファッショントレンド・アイテムとしてMA-1(ナイロンジャケット)、オーバーサイズのスウェットやスニーカー、ブランドロゴを主張した小物(ヘッドウェアにバンダナもしかり)など、90年代ファッションのリバイバルとして注目されている。
今回は、ファッションだけでなく音楽のリバイバルもあっていいよね!ってことで、当時のクラブ・パーティで流行った音楽を振り返りつつ、旬がまた来つつあることを実感してみた。

90年代のクラブ・パーティ音楽流行とはなんだったのか


自分的には、やはりこの時代といえばHIP HOPやソウルフルな音楽にハマっていた。そういえば、ジョニー・デップが出演することになり話題と注目を集めている映画『Labyrinth(ラビリンス)』(日本公開未定)も、2PAC(2パック)とNotorious B.I.G.(ノトーリアス B.I.G.)の殺人事件(’96年と’97年)の解明というテーマが話題になっている。その時代といえば、Wu-Tang Clan(ウータン・クラン)、Snoop Doggy Dog(スヌープ・ドギー・ドッグ)、Coolio(クーリオ)、Nas(ナズ)、Janet Jackson(ジャネット・ジャクソン)、Mary J Blige(メアリー・J・ブライジ)、Lil Kim(リル・キム)、Brandy(ブランディー)、Monica(モニカ)など、多数のアーティストとHIP HOPやR&Bというジャンルが大いに盛り上がっていた。当然、ウィークエンドや夜に限らずクラブで様々なパーティが行われていたものだった。その頃よく耳にした&流行った音楽をリストアップしてみると、いくつかの共通点があったことに気付いた。

#1: 3人組のアーティスト

歌詞にはメッセージ性が強く、キャラクター性の強さと耳に残るリズムが印象的だった。私的代表曲がこちら。

▪️TLC 「Creep」

女性らしい曲線美を取り入れたダンスとR&B音楽の魅力を教えてくれた。声の個性はもちろん、3人3様のヘアスタイルやメイク、ファッションカラーで表現されているところに胸キュン! 故・Left Eye(レフト・アイ)のキュートさも新鮮で、今でも、これからも、可愛くありたいと心がける指針の一人。

▪️Public Enemy 「Fight The Power」

1989年(アメリカ)リリース後、翌年に東京クラブ・シーンで流行。「Bring The Noise」しかり、ブラックパンサーを彷彿させる装いと反して個性的なフレイバー・フレイブの自由さとリリックのバランスに沸いた。

▪️Naugthy By Nature 「O.P.P.」


▪️FUGEES 「Fu-Gee-La」



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