2017.08.21
“お一人様水族館”なるキーワードや、世界初の天空ペンギン水槽で話題の『サンシャイン水族館』など、いま水族館がアツイ&注目を浴びている。
さすが海に囲まれた国だけあって、世界的に見ても日本にある水族館数は多い印象だ。かく言う私も水族館が大好きで、機会を作っては足を運び、日常では味わうことのできない空間や水族達に癒されている。
夏真っ盛りということで涼やかな気分になれる水族館をご紹介! というわけだが、今回は、ちょっと普通の水族館では飽き足らない方に、ちょっと変わった企画や趣向の東京の新旧・電波塔の下にある2スポットに焦点を当てたいと思う。
観賞魚ってこんなに種類あるの?!
珍しい魚に出逢える
『東京タワー水族館』
私の周りの東京出身&長く住んでいる人の中には、「そんなに行かないよ〜」「行ったことない」と言う人が多い東京タワーですが、そこに水族館があるということを知らない人はもっと多い。
あるのですよ! 東京タワーの一階に! その名も、そのまんま、『東京タワー水族館』。イルカやペンギン、オットセイなどのスターキャラは居らず、目玉となるショーや大水槽も無く、規模が小さい。と無いことづくめのようだが、東京タワー水族館の良さは他にあるのだ!
『東京タワー水族館』のポイント
①1978年世界で初めて、観賞魚専門の水族館として開館
観賞魚とは、“泳ぐ姿を見て楽しむ目的で飼育される魚。キンギョ・ニシキゴイ・熱帯魚など”(大辞林 第三版より)。と言っても、ここには見たことも聞いたこともない種類の魚も多数!
そして日本庭園のコーナーに泳いでいるコイやカメの餌やり体験(100円)もできる。
東京タワー水族館館内図
②日本でトップクラスの約900種(50,000匹)
広さ250坪の敷地内に、約900種類、50,000匹の観賞魚が展示されている。館内は水圧に耐えるための厚さや構造が必要となる大水槽が無い分、生息地や種類によって小分けの水槽で多種の魚が展示されており、より至近距離で観察することができる。
③展示されている魚を購入できる!
何と言っても驚くのが、展示されている魚を購入できること。初心者でも飼育しやすいグッピーなど、小さい熱帯魚数種に限られるが購入可能だ。
☆購入方法や詳細は、受付またはスタッフへ要確認。
④なぜか水族館内におみくじが。
この水族館の魅力は、限られた空間にたくさんの水族が居るということと、珍しい魚に出逢える点にある。水槽を横並びにしたり、奥行きを使って上下に展示したり、手作りPOPで詳細紹介をしたりと随所に工夫が垣間見えるのだ。また、館内には、「え!? いきなり!!」と声が漏れてしまう、オリジナルのガシャポン式おみくじ(100円)と結び所がある。興味のある人は、事前に100円玉の用意をお忘れなく!
水族館内にあるガシャポン式おみくじ