2017.10.04
老舗の味が残る一方で、新しいスイーツがどんどん上陸してくる。このミックス感こそが、東京の魅力。レトロかわいいスイーツや話題のトレンドスイーツ、私たちの“かわいい”“オシャレ”はみんなみんな、東京にあるんだな。インスタジェニックを追い求める若者たちの行動が問題視されたりもするけれど、私個人としては、それはそれでいいんじゃないかと(某お笑いタレントの批判も正論だけど)。アラフォーの私だって、かわいいものは写真に撮りたいし、オシャレなものは誰かに自慢したい。ただ、大人女子たるもの常識やマナーは守ろうって話。
最近では、投稿したら食べずに捨てるなんて人もいるそうで。世の中では毎日大量の食べ物が廃棄されているなんて言い訳はほっといて、頼んだらちゃんと完食しましょうよ。そんなプチ批判を込めつつ、「アツい東京」ならではの、インスタジェニックスイーツをご紹介。
<レトロかわいいスイーツ編>
No.1
さぼうるのクリームソーダ
昔懐かしいクリームソーダ。最近ではインスタジェニックなソーダたちが、あちこちで登場しているとかいないとか。さぼうるの「クリームソーダ」(各580円)は定番の緑色のほかに、赤、青、黄色がラインナップ。並べて撮ったら、カラフルでなんともフォトジェニック。メニューには「クリームソーダ」の一文しか記載されていないので、店員さんに堂々とシロップの色を伝えよう。
撮り方アドバイス:
アイスクリームの丸さがかわいく写るように、ちょい上目から撮影。4色並べて撮りたいなら4人で行きましょ。
さぼうる
千代田区神田神保町1-11
TEL:03-3291-8404
営業時間:9:00〜23:00
定休日:日曜
アクセス:神保町駅より徒歩0分
No.2
白一の牛乳生アイス
「何これ? 長っ!」と誰もが驚き、笑顔になってしまう白一の『牛乳生アイス』(390円)。レトロな雰囲気を携えながらインパクト大のアイスは、思わずインスタでシェアしたくなる一品。ツーンとそびえ立つツノは、くるくる巻いたあとに冷凍庫と思われる謎のボックスで数分間固めているから(?)。ジェラートに近い食感でさっぱりした味わいは、暑い夏にこそおすすめ。
撮り方アドバイス:
非常に溶けやすいので手短に撮影を。ウッディな内装のイートインスペースを背景に、真横から撮影するのがおすすめ。
白一(しろいち)
渋谷区神南1-7-7
TEL:03-6416-5574
営業時間:11:00〜20:00
定休日:無休
アクセス:渋谷駅より徒歩10分
No.3
江戸うさぎの妖怪★あんず大福
近所にある谷中霊園から飛び出した妖怪をイメージして作られた大福。赤い舌をぺろっと出した『妖怪★いちご大福』は冬春限定のためゲットできなかったが、みずみずしいあんずが爽やかな『妖怪★あんず大福』(1個227円)もなかなか。餡は北海道産の小豆を練り上げたこし餡と、フルーツと相性のよい練乳入りのミルク餡の2種。食べる前にふと目があって、思わずキュン♡
撮影アドバイス:
ゆるかわな妖怪は斜め上から見た表情が一番かわいい。3つほどテイクアウトして並べて撮るとかわいさ倍増。
江戸うさぎ(えどうさぎ)
荒川区西日暮里2-14-11
TEL:03-3891-1432
営業時間:9:00〜18:00
定休日:日曜
アクセス:日暮里駅より徒歩5分
No.4
日本橋屋長兵衛の金魚ゼリー
老舗から人気店まで、この夏、見た目に涼しい金魚にちなんだオリジナルスイーツが数多く登場。なかでも日本橋屋長兵衞の夏季限定菓子「金魚すくい」(1個270円)は、水の中を泳ぐ金魚がなんともキュート。レモン風味のつるりとしたゼリーに、赤い金魚と出目金を再現した羊羹をインした爽やかな味わいは、夏の手みやげにうってつけ。
撮影アドバイス:
金魚のシルエットがしっかり写るよう、俯瞰で撮るのがポイント。少し角度をつけて逆光で撮っても、寒天がキラキラしてきれいに撮れる。
日本橋屋長兵衛(にほんばしやちょうべい)
中央区日本橋室町1-6-2
TEL:03-3242-3030
営業時間:9:30~19:00(土日祝~18:30)
定休日:無休
アクセス:三越前駅より徒歩0分