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2014.08.27

vol.2 TOKYO 30s girl
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銀座Roomオーナー・Kazuquoママが語る
30代を生き抜くプチ社会学

「婚活なんか、ヤメなさい!!」

銀座6丁目に30代女子たちが集う会員制バー・銀座ROOMがある。
結婚している、独身、離婚。子どもがいる、いない。主婦、OL、医者、社長・・・などなど。様々なジャンルの人たちが訪れるお店。
そこのママ、Kazuquo (かずこ) がカウンター越しにみた、様々な30代女子たちに、歯に衣着せぬ直球提言をうかがった。

●ゴールを目指すのが早すぎよ!
なんか、30代女子の皆さん、焦ってません?30代の内になんとかしなくっちゃとか、そもそも10年早いのよ!本当に人生でいちばんラグジュアリーで充実しなければならないのは40代、50代なんです(断言)。可処分所得もあがって、世の中の酸いも甘いもわかってきて、仕事の管理もできてきて、休みもとりやすくなって、遊べる時間もできる最高に素晴らしい季節。そんな素敵なシーズンを迎えるためには、30代はそのための準備と考えた方がいいの。しかも30代はどの世代よりも早く過ぎるんだから、まだ前半とかうかうかしていると、すぐに置いてかれるわよ。

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●自家発電女子を目指しなさい!
何をすべきかというと、人との出会いです。いい出会いを持つためには、キラキラした自分になること!
その方法をお教えしましょう。まず、つまらない見栄や嘘と決別すること。30代女子の悪いところは、それまであまりつまづいていなくて、唯一怖いのが結婚できないとか出産に間に合わないという事態を恐れてること。ミスなんていくらでも取り返しがつくから、恐れず等身大の自分でいなさい!そうすれば、色々な大人たちがあなたの人生に必要なことを教えてくれるようになります。固定概念を打ち破って、自分の価値観や自分自身の等身大の良さをちゃんとわきまえること。婚活だの妊活だのに時間を使っているくらいなら、色々な大人たちに会って、等身大の自分を輝かせることに一生懸命になった方が、よっぽど有用よ。そうやって、自分自身で発電できる女になれば、自然と色々なチャンスがやってくるものよ。ヒトとお金と情報は寂しがりや。キラキラしているヒトにしか集まらないわ。

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●サードプレイスを持ちなさい!
ファーストプレイスは家、セカンドプレイスは仕事場、サードプレイスは家でも仕事場でもない場所。ファーストプレイスのない人はホームレス、セカンドプレイスのない人は失業者、サードプレイスのない人は“寂しい人”って言うの! ファーストプレイスとセカンドプレイスだけで生きてる人は、すべての消費がそこで行なわれるでしょ。家を買ったり、自分を良く見せる為にブランドを身に纏ったり・・・。自分の人生を豊かにすることにお金と時間を使っていないのよ。だから、等身大の自分を知る友だちも少ないし、仕事上の立場が変わったら、すべてが変わって大慌てになるのよ。例えば降格人事とか左遷とか。だから、30代は、サードプレイスにお金と時間を費やすこと!
サードプレイスは、美しい、楽しい、美味しい、気分の世界。物質対価主義ではない。そこでは、職業も肩書きも学歴も関係ない。だからこそ、等身大でいることが重要なの。そんなサードプレイスが、銀座ROOM=女子達が等身大になってしまう場所なのよ(とPR)w。

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●隠れプライドを捨てなさい!
なにがみっともないって、自意識過剰な女。特に30代になると、若さだけではすまされなくなってくるだけに、表面を繕おうとしだしちゃうの。そこに小さな嘘が生まれるし、“素”で勝負できなくなる。でも、それじゃあ人は寄ってきません(きっぱり)。等身大で生きなさい!見栄を張った瞬間から寂しい人生が始まります。
本当の自分を見せなさい。その良さを見つけてくれるのは、年上の素敵な男性や、お姉様たちです。そのチャンスがあるのは30代だけですよ。
勇気を出して等身大で生きなさい!(どうやったら等身大になれるかは、私が教えてあ・げ・る) こういう女子になると、ステキな殿方たちと出会えるチャンスが出てくるのよ。

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Kazuquoママ
銀座ROOMオーナーにして、旅のスペシャリストとしてその道では知らぬ者はいないというお方。その他にも医学博士という肩書きからくる科学的なお話しや、様々なお仕事の裏話等、不思議な魅力とマシンガントークに魅了されるはず。


銀座ROOM
銀座・数寄屋通りのとあるビルの2階。カウンターメインの小さな会員制バー。夜な夜な多種多彩な人々が集まり、Kazuquoママのトークに泣き笑い。絶品餃子に舌鼓をうつ。そこでは、身分も年齢も関係なく、ひたすらにリアルなトークが繰り広げられる、ある意味、人間性道場のような楽しくもリアルな時間が過ぎていく。
基本的に一見さんお断りのこのバー。「あなたの自家発電で銀座Roomへの紹介筋を見つけて、自分で辿り着くの!その時まで私はカウンターであなたを待っているわ」

(Text:Y.Nag)
(Photo : Yuuko Konagai)

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