2017.02.20
- Cafe Culture
Vol.12
ディカフェは日本に定着するか?
いよいよというか、やっとというか、スターバックスからディカフェのエスプレッソドリンクがレギュラー入りしたというニュース。自分自身はそれほどカフェインに執着していたわけではないけれど、一日に何杯もコーヒーを飲む身としては、ディカフェの選択が増えたことは、ありがたい。
アメリカやヨーロッパではカフェインレス=ディカフェのコーヒードリンクは、当たり前のようにラインアップされている。その理由を探ってみると、そもそも、欧米人はアルコールに対しての耐性が強いがカフェインに対して弱いとされている。要はカフェインの効果が顕著に出てしまうらしいのだ。そこで早くから、カフェインレスのコーヒーが発達したのだろう。
アメリカ映画などでも、セレブ達がちょっと気取ってディカフェを頼むシーンがカリカチュアライズ的に使われたりもしている。
そのカフェインの効果というのは、軽い覚醒(眠気覚まし的な)や、解熱、利尿など割と日常生活に欠かせないプラス面を持つが、一方で、夜摂取すると眠れなくなってしまうということも考えられる。妊娠中も控えた方が良いと言われている。
カフェインという名の由来は、19世紀にドイツの科学者がコーヒーの成分から分離・発見されたからだとされている。というくらい、コーヒーとカフェインは密接な関係にあるのですよ。
さて、件のスターバックスのディカフェを飲んでみる。いつもの通り、スターバックスラテ(ディカフェで)のショット追加だ。ん!?何も変わらない。いつものラテの味わいのまんまだ。ちょっと拍子抜け。ディカフェだから何か違うと思ったのだが、いつも通りの味わいだ。
コーヒー飲みすぎたなと感じる時や、夜カフェの時などもこれなら目が冴えて眠れないなんてことも無くなるだろうしレギュラー入り確定だな、と一人ほくそ笑むのであった。