2014.06.26
そろそろアイスコーヒーの季節である。最近知ったのだが、アイスコーヒーが苦手な人って結構いる。かくいう私もその一人なのだか、あの氷で薄まってきたときの麦茶みたいな味がどうしても許せないのだ。アイスコーヒーは香りがないから嫌だという人もいる。そういう人たちにとっては、真夏でも「コーヒー=ホット」が常識。欧米人も真夏にホットコーヒーを飲んでいるイメージがあったが、最近はそうでもないようだ。アメリカでは1990年代にスターバックス コーヒーなどがアイスコーヒーを販売するようになってから、もっぱら夏はアイス派が増えたという。ここでいうアイスコーヒーとは、氷を入れたグラスにホットコーヒーを注ぎ入れるというもの。一説ではこのスタイルのアイスコーヒーは日本発祥との言説も見られる(定かではないけれどね)。
そして、これまた最近知ったのだが、美味しいアイスコーヒーはホットコーヒー以上に美味しいということだ。アメリカ人のコーヒーの常識を変えたスタバのアイスコーヒーも例外ではない(と私は感じる)。アイスコーヒーなのに香りがしっかりとあって、氷で薄まってきても風味が損なわれないのだ。一般的に濃いめに淹れることと急冷することは、美味しいアイスコーヒーを淹れる基本だという。スタバに関してはそれだけでなく、アイスコーヒー用に高い香りと風味が引き出される豆をブレンドしているというから恐れ入る。今年の夏はアイスコーヒーを楽しむ機会が増えそうだ。願わくは太陽が照りつける夏のプールサイドでセレブっぽく飲みたいなあ(笑