Editor’s Eye
2016.03.31
- Editor’s Eye
仕事帰りの一杯をコンセプトにした
「STARBUCKS EVENINGS」日本第1号店に行ってきた。
“スターバックス=コーヒー”という概念を打ち破る全く新しい形態の「STARBUCKS EVENINGS」が東京・丸ノ内にオープン。“夕方から盛り上がるスターバックス”の真実を確かめるべく、早速出かけてみた。
「STARBUCKS EVENINGS」は、仕事帰りにちょっと立ち寄ってリフレッシュしたいビジネスパーソンに向けた新しいサードプレイスの形。アメリカやイギリスではすでに店舗展開しており、日本はアジア初、3番目の展開国だという。この新形態の店舗では、スターバックスがセレクトするアルコールドリンクやオリジナルのスイーツを楽しみながら、心地よい空間でゆったりとした時間を過ごすことができる。通常のスターバックスの店舗でさえ十分居心地がいいのに、「STARBUCKS EVENINGS」ではさらなる心地良さを追求したそう。店舗デザインを担当した方にうかがってみた。
内装は、丸の内という洗練された街の印象に合うスタイリッシュなインテリアを意識しつつ、ナチュラルな素材を取り入れ、緊張しないで入れるカジュアルさも出しました。女性が仕事帰りにふらっと一杯飲めるお店ってなかなかない少ないですよね。BARほど敷居が高くなく、それでいてオシャレな空間を目指しました。暗すぎない適度な照明も、“夕方”という時間帯を演出できたのではないでしょうか。
「STARBUCKS EVENINGS」はあくまで日常生活にアクセントを与えてくれる存在。通常のスターバックス店舗で扱っているコーヒーやフードも取り揃えており、オフィス街の店舗らしく電源が使えるハイスツール席だってある。従来どおりの使い方をしても構わないし、仕事からのオン・オフを切り替える新しいサードプレイスとして活用してもいいのだ。
そして「STARBUCKS EVENINGS」には、世界でここだけでしか味わえない日本オリジナルのフードやワインがあるそうで、どんなものなのかフード開発を担当した方にうかがってみた。
女性が仕事を終えて帰宅するまでのちょっとした隙間時間に気軽に楽しめる商品を開発しました。ガッツリ飲むのではなく、軽く一杯飲んで小腹も心も満たされて帰宅するイメージです。イチ推しは、ワインとスウィーツがセットになった「タルトレット」。タルトレットは5種類あり、それぞれがワインに合うようペアリングされています。
今回5種類のタルトレットすべてを試食させていただいたが、うち3種のチーズベースのタルトレットはスウィーツと言いながらも甘すぎず、タルト生地がサクサクでしっかり小腹が満たされた。残りのチョコレートベースのタルトレットは、チーズベースのものとは異なる固めのタルト生地でできており、生チョコレートのやわらかな舌触りとのギャップを楽しめる。
今後の展開としては、2号店であるアークヒルズ店を改装し、5月末にリオープン予定。出社前だけでなく、仕事帰りにも寄りたくなるスターバックスが今後増えていくと思うと、いちスターバックスファンとしてはかなり嬉しいのであった。
STARBUCKS EVENINGS
http://www.starbucks.co.jp/evenings