媚びないけどセクシー、NY風の粋な女性に

好きなブランドの服やバッグを持つとはちょっと違う、もっと身近な存在。幼いときからずっとつけているアクセのようなもの。

New Yorkで活躍するメイクアップアーティストAYAKOのセンスが光るメイクアップコレクションの数々は、女性の美しさを最大限に引き出してくれる魔法のコスメ。一見鮮やかに見えるアイカラーもまぶたにのせるとしっくりおさまる感じは「さすが」の一言。ハッとするほど真っ直ぐな眼差しを放ったり、キュンとするような可愛らしい目元を演出したり……使った者にしかわからない、不思議な感覚。

今年の春はNYで生きる“Uptown”な女性たちに似合う赤を提案している。日本でも若い層を中心に赤い口紅をつける女性が増えてきているが、豊富なカラーバリエーションや見たままの色が唇にのる発色の良さなど、「似合う色が必ず見つかる」ハズ。化粧品技術の進化が“赤”の敷居を低くしてくれたのは言うまでもないが、アディクションの赤は肌の色はもちろん、その人の生き方までも美しく魅せてくれる。「誰のせいでもない、これが私」と媚びたりしない“ハンサムウーマン”の赤なのだ。

手早くリップメイクを完成させることができるクレヨン型のリップスティックは、働く女性のニーズにマッチしたアイテム。赤の中の赤を極めたリップ「アップタウン」は、直塗りでインパクトを持たせるもよし、唇の真ん中に塗ったあと指でポンポンとなじませるもよし。なりたい自分に合わせ、好きなように使ってほしい。

今年は是非、指先の赤にもこだわってもらいたい。短く切り揃えられた清潔感のある爪に、スッとひと塗り。落ち着きのある上品な赤「レッドシューズ」はシンプルでスタイリッシュ、それでいて色気を宿してくれる。
カッコよく女度を上げてみるのもいいかもしれない。

(Text: 長谷川真弓)