TOKYO REAL BEAUTY

2015.06.30

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大人の色気はどこで感じる?


ここ2年ほどの間、美容業界では口元にフォーカスした商品が売れに売れている。ファッションやビューティのインフルエンサー的存在として活躍するモデルやブロガーたちも、こぞってつけている口紅やグロス。
実際、つけてみればわかるけど、とにかく発色の良さに驚く。見たままの色が唇にのるから。
特に、グロスの進化は目を見張るほど。色だけじゃなく、適度なツヤをもたらすアイテムは、今の時代やトレンドにマッチした商品、だと思う。
ギラギラしたツヤじゃなく、“上品な色気を漂わせる”ちょっと大人のツヤ。

このリップグロス、男と女の間で「YES」「NO」がはっきりと分かれているのも面白い。
「グロスをつけていると色っぽく感じる」と評価するのは男。
ツヤのある唇というだけで「体全体が潤いに満ちていると思う」「触れてみたくなる」と……まぁ、わかりやすい(笑)。
でも、この意見、女の私から見ても間違っていないんじゃないかと思う。

もう5年以上前の話になるが、クライアントの方(男性2人)とご飯を食べることになり、私は歳の離れた先輩(女性)とタクシーでレストランへ向かっていた。超がつくほど忙しい彼女を会社の外へ連れ出すのは至難の業で、案の定、こんなギリギリになってしまったのだ。

相手の方はすでに到着していて、慌てて個室に滑り込んだ。
「遅くなってしまってごめんなさい」と詫びる先輩の横顔を見たとき、ドキッとした。
とびっきりの笑顔に加え、唇がとっても艶めいていてキレイだったから。

彼女の唇は今流行りのぽってり唇ではないけれど、形の整った上品な唇。そこにシアーな赤のグロスが塗られていたのだ。
「え? さっきまでバタバタだったじゃない! 」と突っ込みを入れそうになったけど、彼女は店へ入る直前に、ササっと身支度を整えていたのだ。
グロスって1歩間違えたら「男に媚びる」道具と思われがち。でも、彼女はそれを上手に使い、そして圧倒的な存在感を放っていた。
“大人の女”としての余裕を見せつけられたのと同時に、1本のグロスでこんなに華やかになるんだ、と化粧のチカラに驚かされたことを今でも覚えている。

話を戻して……グロスの「NO」については、そのほとんどが“感触”という答えだった。「グロスのベタベタ感が苦手」「唇が荒れてしまう」などといった女性の声に加え、「キスしたときの感触が気持ち悪い」と男性陣からも敬遠されているのも事実(さっきは好きって言ってたくせに、ね)。
見た目と使用感、こんなにギャップが激しいアイテムも珍しいけど、見たままの発色とツヤを出すには、この“粘り気”がどうしても必要なのだ。キレイを得るためには何かしらのガマンは付きもの。「こんなもんだって」って自分にも言い聞かせていた。

でも、今は違う。
化粧品技術が驚くほど進化したから、ガマンなんかしなくていい時代になった。
「つけ心地の良さ」にとことんこだわり、ベタつかずツヤツヤの唇が手に入る。さらに、ビビッドからスモーキーまで似合う色が必ず見つかると言っていいほどカラーバリエも揃っている。
たとえば、THREEのグロス。
仕上がり、発色、使い勝手良さの三拍子が揃ったグロスをつけると、女の私から見ても魅力的な唇になる。それぞれのシーンやニーズに合わせた演出をしてくれる1本。絶対にソンすることはない、と思う。
大人の色気は口元のツヤで勝負。これ、お忘れなく。

(Text & Photo: 長谷川 真弓

THREE シマリング リップジャム
新4色 各3,000円(税抜き)

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