TOKYO REAL BEAUTY

2015.10.20

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30代女子の“おフェロメイク”はアリ? ナシ?


コノ存在を知ったのは、TVの深夜番組が最初だったかと……。「今ドキのティーンエージャーの流行りモノ」みたいな特集で、若い女の子たちが映っていたけど、「え? 世の中、こんなことになってるの?」と衝撃を受けた。 目の下にピンク色のポンポンチーク……若い子を中心に“おフェロメイク”が流行っているとは聞いていたが、どう見てもアンパンマン(誰が言ったのはか定かではないが、うまい表現〜)。いや、“おてもやん”メイクにしか見えない。コメンテーターも「このメイク、アリなんですか?」とツッコミを入れていたっけ(笑)。

でも…気になる、このメイク。何でだろう、ものすごく気になった。
知っての通り、“おフェロメイク”ブームの火付け役は、「ar」が最初といわれている。
そもそも“おフェロメイク”が生まれた理由って、お風呂上がりのような内側から色づいている感じがセクシーでかわいく見えるから、だとか。確かに、真正面から見たときのポッとした表情は無防備で、おとぼけで……“隙のある”感じがうかがえる。言ってることは十分理解できるけど、ビジュアルにするとびっくり……しますよ。
でも、これくらい極端に振り切らないとブームなんて起こせないのも事実。

そんなこんなのおフェロメイク。SNSでは当たり前だけど賛否両論ですよね。私個人としては意外かもしれないけど「アリ」派。もちろん、この歳ではアンパンマンメイクなんてしないけど(笑)。でも、チークやグロスでツヤや血色感を足すのは賛成。

それも30代、40代の大人世代におすすめしたい。むしろ、大人のほうが本当の色気と混ざって、より一層“おフェロ”感が出るんじゃないの? と思ってるくらい。
実際、いくつかのブランドの美容部員の人たちに聞いてみたけど、全員が「アリ」という驚きの返答だった。 ある美容部員さんは、「おっしゃる通り、10代の子がやっているおフェロメイクはオフィスでは通用しませんよね。だから工夫が必要なんです。色をのせる場所はそのままで、円のキワをぼかせばいいんです」と。

チークのポイントは、
タテ :目の下から鼻下まで
横  :目頭から目尻まで

こうやってみると、かなり広範囲。楕円を描くように中心から外側に向かってポンポンと広げていくだけ。たとえば、口紅のような形状のアディクションの「チーク スティック」はいかが?
ほんのり赤く染まるコーラル「05」を。唇に塗るように頬にのせて、あとは指で広げていくだけ。このほんのりと色づく感じが何とも艶めいていて、店頭でも人気色とか。ちなみにコレ、リップにも応用できるからポーチにひとつ持っておくと便利かも。
パウダーチークなら全体にチークを塗ったら、一段濃い色をブラシにつけて中央にポンポンと重ねづけを。
本当の色気と混ざったら、それこそ無敵。だとしたら、この“おフェロ感”、出してソンはないですよ。
大人な感じ、是非、試してみて。

アディクション チーク スティック 05
2,800円(税抜き)

(Text & Photo: 長谷川 真弓)

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