Editor’s Eye

2015.11.19

Editor’s Eye
sign

いつものスターバックスとは、ちょっと違う!
“Neighborhood”をコンセプトにした自由が丘の新店舗に行ってきた。

自由が丘駅近くの緑道沿いにオープンした新店舗は、いつものスターバックスとは明らかにに違う佇まいが印象的だ。というのも地域密着型というコンセプトで作られているだけに、明るい色調のウッドを基調に、大きく開け放たれた窓から差し込む光は、この街に自然に溶け込んでいるかのよう。
メニューもこれまで長らくファンとして通っている池尻や玉川の“Inspired”と同じく(こちらも呼称が変わるらしい)、通常のスターバックスとは違いすべてがオリジナル。コーヒーの種類もエスプレッソの品揃えも、かなりのこだわりよう。バリスタが一杯づつ丁寧に淹れてくれる感じも納得のクオリティだ。
前回感激した店舗でバニラビーンズから作ったホームメイドシロップを使ったドリンクも嬉しいことに健在なのだ(もちろんお昼の12時以降はワインやビールも提供される)。
内装はというと、明るい色調の木をふんだんに使ったクリーンなインテリア。奥の部分は自宅のリビングの印象だと、インテリアを担当したデザイナーの方にうかがった。まさに、自由が丘あたりの瀟洒な住宅のリビングに招かれたような印象なのですよ。
“Neighborhood & Coffee”がコンセプトです、と書いてあるからまさに、その土地土地が持っている空気感に溶け込もうという考え方の店舗がこれから増えていくのだろうと思ったら、12月には同じ考えの新店舗が駒沢公園付近にできるというじゃないですか。街中にあるスターバックスのオンタイムのサードプレイス感とは明らかに違う、オフタイム感のあるサードプレイスってとこか。
さてと。この新スタイルの“Neighborhood”型店舗で、特に気になったのがカップの文字。「 Welcome back home 」と書かれたフレーズが、こうやって使って欲しいというスターバックスの気持ちを表しているように思ったのでした。

latte 見事なラテアート!やはりホームメイド バニラ ラテは絶品の美味しさ。

staff バリスタのリラックス感もNeighborhoodな雰囲気そのもの。

coffeeflaver コーヒーのフレーバーを表す言葉が書かれたウッドフレーム。

teracce 明るい日差しが嬉しいテラス席もあったりして

livingroom

内装のリラックス感はリビングルームというコンセプトを大事しにしたこの店だけのものらしい。

(Text: Y.Nag)
(Photo:Yuuko Konagai)

スターバックス コーヒー 奥沢 2 丁目店
住所: 東京都世田谷区奥沢 2-38-9
営業時間: 8:00-22:00
2015 年 11 月 19 日(木) 開店

スターバックス コーヒー 駒沢 1 丁目店
東京都世田谷区駒沢1-24-5
8:00-22:00(平日)
7:30-22:00(土日祝)
2015 年 12 月 24 日(木)開店
http://www.starbucks.co.jp/

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