主演 菅田将暉/ヤン・イクチュン x
原作 寺山修司の傑作
『あゝ、荒野』予告編&ポスター解禁

2017.07.19

CLIPPING
『あゝ、荒野』ポスター ©2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ

激動の1960年代、演劇、映画、文学とマルチに才能を開花させ、数々の名作が今でもなお演劇化、書籍化され、多くのクリエーターたちに影響を与え続けている寺山修司。
その寺山修司による唯一の長編小説『あゝ、荒野』を2021年の新宿を舞台に蘇らせ、菅田将暉、ヤン・イクチュンのダブル主演で今秋公開される映画のポスター及び予告編が解禁となった。

予告編では、親に捨てられ、怒りに身を任せ自分自身をも持て余すほどのエネルギーを放つ、少年院上がりの新次(菅田将暉)と、自分の中に抱え込み吃音と赤面対人恐怖症で誰にも打ち明ける術を知らなかったバリカン(ヤン・イクチュン)の運命的な出会いが印象的。ボクシングでしか繋がることのできない二人の絆と、彼らを取り巻く人々の苛烈な生き様が、寺山の聖地”新宿”に映し出されている。
さらにパンクバンドのBRAHMANが書き下ろした主題歌「今夜」が、ボクシングへの情熱で心の空白を埋めようとする二人の刹那な青春を、切なくも激しい楽曲で盛り上げる。

また脇を固める役者たちも期待を裏切らない。
二人の人生を一転させるキーマン、ボクシングジムのトレーナー堀口役を“ユースケ・サンタマリア”、ヒロインの芳子役にはオーディションで抜擢された“木下あかり”、ジムのオーナーの愛人・京子役に“木村多江”、新次の宿命のライバル・裕二役として“山田裕貴”、自殺研究会メンバー・恵子役を“今野杏南”が演じる他、“でんでん”、“モロ師岡”、“高橋和也”など個性的な実力派俳優が多数出演。
寺山修司の遺した傑作小説を、完璧な布陣で真っ向から勝負しているようだ。
まずは予告編で、その迫力を感じてみては。

(Text:TOKYOWISE編集部)
©2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ


<映画詳細>
「あゝ、荒野」
出演:菅田将暉/ヤン・イクチュン
木下あかり/モロ師岡/高橋和也/今野杏南/山田裕貴
河井青葉/前原 滉/萩原利久/小林且弥/川口覚/山本浩司/鈴木卓爾/山中崇/でんでん/木村多江/ユースケ・サンタマリア

原作:「あゝ、荒野」寺山修司(角川文庫)
監督:岸善幸 撮影:夏海光造 脚本:港岳彦/岸善幸 音楽:岩代太郎
主題歌:BRAHMAN「今夜」(NOFRAMES recordings/TOY’S FACTORY/TACTICS RECORDS)
企画・製作:河村光庸 製作:瀬井哲也/四宮隆史/宮崎伸夫/宇野康秀/山本浩/植田実
エグゼクティブ・プロデューサー:石井紹良 堤天心 プロデューサー:杉田浩光/佐藤順子 共同プロデューサー:行実良/中村優子/飯田雅裕
制作・配給:スターサンズ 制作プロダクション:テレビマンユニオン
©2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ
HP:kouya-film.jp
twitter:@kouya_film
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前篇:10月7日(土)/後篇:10月21日(土)
新宿ピカデリー他 二部作連続公開

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