愛とウソの物語
「ビッグ・アイズ」

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つい最近までアーティストとしての「ティム・バートンの世界展」が大好評だったのも記憶に新しいが、そん彼の新作が早々にやってくる。
ちょっとひねくれていて、ちょっとペーソスがあって、そんな監督らしいアイロニカルな作品が「ビッグ・アイズ」。60年代に実際にあったゴースト・ペインター事件をベースにした作品。実在の画家マーガレット・キーンが描く＜ビッグ・アイズ＞の成功と夫婦の愛が絡み合う傑作。60年代以降モダン・アートに絶大なる影響を及ぼしたマーガレット・キーンを演じるのは、『アメリカン・ハッスル』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたエイミー・アダムス。(今作品でも先日発表になった第７２回ゴールデン・グローブ賞でミュージカル・コメディ部門最優秀主演女優賞を受賞！)　『ジャンゴ 繋がれざる者』でアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツが事件の鍵を握るウォルター・キーンを圧倒的な存在感で演じきる。実話ベースとは言え、この奇想天外な話をティム流に料理しているのはさすがとの評判だ。

ビッグ・アイズ
2015年1月23日（金）TOHOシネマズ 有楽座他 全国順次ロードショー

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