Editor’s Eye

2016.04.12

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“秘書の日”って知ってますか?

どうやら4月の最終水曜日(今年は27日)が“秘書の日”と呼ばれているのを知った。これは1950年代のアメリカで始まったらしく、秘書の日とはいうものの今ではAdministrative Professionals Dayと呼ばれ、専門事務職といった感じで要するにスタッフの日、くらいの感じになっている。
そもそも、なんでそのような日が設定されたかというと、もちろん専門職としての秘書に「いつもありがとうね、ごくろうさん、感謝しているよ」と伝えるわけだが、アメリカでは秘書さんたちを食事に誘ったりプレゼントをあげると、セクハラの対象とみなされることも多いとか。なので、純粋な気持ちですよを堂々と伝えられるように制定されたのではないかと思うのですよ。

日本では、まったく一般的ではないけれど、秘書に限らずスタッフに助けてもらうことは日常茶飯事なんだから、秘書の日を利用して「Thanx !」を伝えるのも悪くはないんじゃないかと。大げさじゃなくて、コーヒーをおごっちゃうとか、花を贈るとか、ケーキをご馳走しちゃう程度の軽いものでいいのだろう。

とりあえず、今年は初めてこそっと始めてみようと思う。

-現役秘書に聞いてみた-

外資系秘書室Aさん(35歳)
外人の上司はわりと知っている。ケーキを買ってきたりしますね。

代理店勤務Bさん(32歳)
うーん、私は経験ないな。でも他の部署でやっているという話を聞いたことがある。そりゃ、何かしてくれたら嬉しいし、ボスの株も上がりますよ。

-ボスたちに聞いてみた-

IT系取締役Cさん(43歳)
ぜんぜん知りませんでした。ま、今年から軽くコーヒーでもプレゼントしようかな。ちょっと照れますねw

PR会社部長
知ってはいるけれど、やったことは
ないですね。軽い感じでいいんですよね

(Text: Y.Nag)
(Illustration: TPDL)

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