音響系トップアーティストTim Hecker、
3年ぶりの来日公演が明日WWW Xにて開催!
2017.05.16
- CLIPPING
音響エレクトロニック・アンビエント・ドローンシーンを牽引するカナダ出身の世界的なアーティスト、Tim Hecker(ティム・ヘッカー)が、明日17日(水)の夜、渋谷WWW Xでの公演にて3年ぶりに来日する。2013年、WWWでの来日公演はチケットがソールドアウト、翌年2014年は人気フェスTAICOCLUBへ出演し、日本でのエレクトロニック・ミュージックファンにも、着実に知名度を高めている。そして去年2016年に英名門レーベル4ADからリリースされた最新作『Love Streams』は、新境地を見せつけた“アヴァンクラシカル”という作風で、米音楽メディアPitchforkの「2016年The 20 Best Experimental Album」に選出されるなど、各方面で高く評価された。
近年のライブパフォーマンスは、大量のスモークをホール内に充満させ、その霧をLED光が染めあげる、というサウンドと霧による空間インスタレーションにより世界各国で絶賛されているが、その最新パフォーマンスが、遂に日本に上陸する。ちなみに今回の来日公演は明日のWWW Xのみで、さらには400組限定のショーとなっているので見逃せない。
このスペシャルな機会に、ドローン・ミュージック初心者も音響系ファンも、夜の渋谷の喧騒と混じり合うTim Heckerが織りなす唯一無二の音世界を、ぜひ体験してみては。
<イベント詳細>
日程:2017年5月17日(水)
会場:WWW X
出演:Tim Hecker
時間:open19:00 / start20:00
料金:前売り ¥4,500(税込み / ドリンク代別 / オールスタンディング) ※400名限定
問合せ:WWW X 03-5458-7688 http://www-shibuya.jp/
チケット:一般発売 4/8(土)
PIA[P:329-148] / LAWSON[L:74515] / e+ / Resident Advisor
公演詳細:http://www-shibuya.jp/schedule/007720.php
カナダ出身、現在は米ロサンゼルスを拠点に活動するサウンド・デザイナー/コンポーザー。2000年代前後のグリッチやクリックといった音響エレクトロニック・ミュージックにおける 一代ムーヴメントで頭角を表し、ノイズ、不協和音、音の断片を巧みに用いたメロディーや空間を構築する、シーンきっての人気・実力共にトップクラスのアーティスト。これまでにJetone名義でForce Inc.、本名名義でMille Plateaux、Alien8、Krankyといった名門レーベルからコンスタントに作品を発表。2011年にリリースされた『Ravedeath, 1972』は、Pitchforkをはじめとする様々なメディアで非常に高い評価を受け、ジュノー賞(カナダ版グラミー賞)ではベスト・カナディアン・エレクトロニック・ミュージックアルバムを受賞。2012年にはDaniel Lopatin(Oneohtrix Point Never)との共作『Instrumental Tourist』を発表。2013年には初のジャパンツアーも行い、圧巻のパフォーマンスを披露。その後発表された最新アルバム「Virgins」(2013年)は前作を凌ぐ傑作と絶賛された。2014年には再来日を果たしTAICOCLUBに出演、深夜のこだまの森で幽玄なアンビエントを響かせた。2016年、8枚目のフルアルバムとなる「Love Streams」を英4ADからリリース。親交の深いJóhann JóhannssonやBen Frostらも参加した今作で、アイスランドの聖歌隊のヴォーカルや加工された木管楽器などの生音とアブストラクトなエレクトロニックサウンドを融合、新境地のサウンドスケープを提示した。
http://sunblind.net/
Tim Hecker – Black Phase
https://www.youtube.com/watch?v=8vn9FXebN9g
Tim Hecker – Castrati Stack
https://www.youtube.com/watch?v=yIhIlEY-7FY