アンディ・ウォーホルの
マスター・プリンターとして活躍した
ルパート・スミスの展覧会、表参道で開催中
2016.06.24
- CLIPPING
- 「アトム」 1988年 910×910mm シルクスクリーン
Andy Warhol(アンディ・ウォーホル)のマスター・プリンターとして活躍したRupert J .Smith(ルパート・スミス)にフォーカスをあてた展示が表参道にあるhpgrp GALLERY TOKYOで開催中だ。
ルパート・スミスは、アンディ・ウォーホルが1977年に発表した「ハンマー・アンド・シックル」シリーズから正式なマスター・プリンターとして採用され、1987年にアンディが他界するまで、すべてのタブロー、版画作品に携わった。
「ジャパン・シリーズ〜アンディ・ウォーホルに捧げる」シリーズは、もともとアンディ・ウォーホルが生前に手掛けていた作品だが、発表する前に亡くなったため、ルパート・スミスの名義で発表したと言われるものだ。モチーフになっているのは、鉄腕アトムや山口小夜子、キリンビールなど、日本人に馴染みのあるものばかり。今回は貴重なトライアル・プルーフを含めた構成で展示されている。アンディ・ウォーホルの製作を支えたシルクスクリーン技術は、一見の価値あり。期間は7月3日(日)まで。
「ジャパン・シリーズ 〜アンディ・ウォーホルに捧げる」
会場:hpgrp GALLERY TOKYO
東京都港区南青山5-7-17 小原流会館B1F
会期:2016年6月17日(金)〜7月3日(日)
12:00-20:00
月曜・毎月最終日曜閉廊
http://hpgrpgallery.com/tokyo/