パリ拠点のアーティスト
シルビア・バタイユ日本初個展 開催

2018.01.19

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Sylvia Bataille / route 4
© Sylvia Bataille

パリを拠点に活動するアーティスト、シルビア・バタイユによる日本初の個展が、恵比寿POSTで1月23日(火)から2月11日(日)の期間開催される。

シルビア・バタイユという名前を聞くと映画好きなら、往年のフランスの女優を思い出す方も多いかもしれない。が、彼女は1963年フランス生まれのアーティストだ。メゾチントを用いた銅版画のほか、写真やイラストレーションなども手掛け、2010年にはChamalières Triennale、2011年にはSaint-Maure Estam Biennaleで優秀賞を受賞している。

今回の個展ではメゾチントが用いられた銅版画の作品群が展示されるが、まるで写真であるかのように緻密に描かれている。疾走する車が多く描かれているにも関わらず、そこには静寂さえ感じられる。その真逆のイメージが印象的だ。
これらのランドスケープは、フェティシズムに近い彼女の心象風景を的確に表現するためのモチーフとして2005年から継続して制作されているそう。

シルビア・バタイユの世界観を感じ取りに行きたい。

(Text:TOKYOWISE編集部)


<展示情報>
Sylvia Bataille(シルビア・バタイユ)展覧会「AUTOROUTE」
会期:2018年1月23日(火)ー2月11日(日) 月曜休
会場:POST
   150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
時間:12:00–20:00
オープニングレセプション:1月23日(火) 19時 ー 21時
URL:http://post-books.info/news/2018/1/7/exhibition-sylviabataille-autoroute
Sylvia Bataille / autoroute VI
© Sylvia Bataille
Sylvia Bataille / substances toxiques
© Sylvia Bataille

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