キューバの“いま”をポップに活写
HIRO KIMURA写真集『CUBA』

CLIPPING

フォトグラファーHIRO KIMURAがキューバの“いま”をポップに切り取った『CUBA』がUNKNOWN BOOKS ＆PRINTINGSより刊行された。

キューバが抱える“奥行きと矛盾”を色鮮やかに活写

1977に生まれのフォトグラファー、HIRO KIMURA。1997年に拠点をニューヨークへ移し、スタイリストとして約10年にわたって活動。2008年にフォトグラファーに転身するという異色の経歴をもつ。写真家の操上和美氏に師事し、独立した現在は東京を拠点に広告やファッション誌のほか、最近では映像の分野へも活動の場を広げている。

そんなHIRO KIMURAがアメリカとの国交正常化に沸き立つキューバへ赴き撮影した写真集『CUBA』が完成した。作品ではチェ・ゲバラのモニュメントや、いまやキューバの名物となったヴィンテージカー、ヘミングウェイの写真など、キューバが抱える“奥行きと矛盾”が色鮮やかに切り取られている。

「何かに駆り立てられるようにシャッターを切りつづけている自分。ほとばしる生命力とその裏側にある底知れぬ影」とキューバの魅力を表現するHIRO KIMURA。太陽と原色とが織り成し、どこかノスタルジックなキューバが気鋭のフォトグラファーにより力強く活写されている。

Text by YANAKA Tomomi

『CUBA』
出版｜UNKNOWN BOOKS ＆PRINTINGS
仕様｜H395×W297mm、24ページ
価格｜2700円
発売中

UNKNOWN BOOKS ＆PRINTINGS
info@unknownbooks.jp
http://www.unknownbooks.jp

OPENERSより
BOOK｜気鋭のフォトグラファーが切り取るキューバの“いま”
http://openers.jp/article/1086684

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