すべての魂を照らす感動の物語
『きっと、星のせいじゃない。』

2015.02.18

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01 ©2014 TWENTIETH CENTURY FOX

主人公は、不治の病にかかった若い男女。そんな境遇のふたりから、眩しいくらいの明るさと、抱えきれないほどの希望がもらえると話題になり、世界各国で大ヒットを記録した感動作。『きっと、星のせいじゃない。』が、2月20日(金)より全国ロードショーされる。

限られた時間を大切に生きる
ふたりの姿に世界中が恋に落ちた

本作は、ともに不治の病にかかった若い男女が恋に落ちるラブストーリー。だが、決して現状を悲観することなく、限られた時間を大切に生きるふたりの姿を輝かしいまでに描写する。難病を取り扱っていながらも、観るとポジティブな気持ちになれると世界各国で社会現象を巻き起こしている。

原作は、16歳で亡くなった友人をモデルに書き上げ、「ニューヨーク・タイムズ」2012年のベストセラーリスト第1位となったジョン・グリーンの小説。脚本は『(500)日のサマー』のスコット・ノイスタッター&マイケル・H・ウェバー、監督は新鋭、ジョシュ・ブーンが務めた。

末期のガンを患った少女、ヘイゼルに扮するのは『ファミリー・ツリー』で数々の賞を獲得したシャイリーン・ウッドリー。皮肉屋で“凶暴な”ユーモア・センスをもつ一方で、情愛に溢れた主人公を好演。

そして、片脚を切断して骨肉腫を克服、ウィットに富んだ底抜けに前向きなガスを演じるのは『キャリー』のアンセル・エルゴート。そのほか、ヘイゼルの母親役をローラ・ダーン、物語のキーパーソンとなる小説家にウィレム・デフォーを配役。次世代を担うフレッシュな若手俳優の脇をベテラン個性派俳優が固めている。

夢を叶えるために訪れたオランダで
ふたりが見つけたものとは

ヘイゼル・グレースは末期のガン患者。いまは奇跡的に薬が効いているけれど、学校にも行けず、友達もなく、酸素ボンベが手放せない。そんななか、いやいや参加したガン患者の集会で、片脚を切断して骨肉腫を克服したガスと出会う。

独自の感性が光るヘイゼルに恋をしたガスは、彼を傷つけまいと頑に距離を置く彼女に素晴らしい贈りものをする。彼女が大好きな作家にメールを送り、返信をもらったのだ。それがきっかけでふたりは、ヘイゼルが知りたいと切望する小説の“その後”を教えてもらうために、オランダへ行くことになる。誰よりも好きなのに“友達”として旅行に出るふたり。彼らを待っていたのは、作家の予想もしない言葉だった。さらに旅の最終日、ガスはヘイゼルに重大な事実を打ち明ける。

Text by KUROMIYA Yuzu

『きっと、星のせいじゃない。』
2月20日(金)より全国ロードショー
監督|ジョシュ・ブーン
原作|ジョン・グリーン『さよならを待つふたりのために』(岩波書店刊)
キャスト|シャイリーン・ウッドリー、アンセル・エルゴート、ナット・ウルフ、ローラ・ダーン、ウィレム・デフォー
配給|20世紀フォックス映画
2014年/アメリカ/126分/原題『The Fault in Our Stars』
http://www.foxmovies-jp.com/kitto-hoshi/

OPENERSより
MOVIE|人気ベストセラー小説を『(500)日のサマー』の脚本コンビが映画化『きっと、星のせいじゃない。』
http://openers.jp/article/902497

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