マクロビ和スウィーツ店「和のかし 巡」が、
代々木上原にオープン!

2016.05.13

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最近東京のエッジィなエリアに増えてきている“マクロビ”や“ヴィーガン”スウィーツショップ。年齢のせいか自分の体が求めているし、健康志向というか、ケミカルなものがヤバいとバレ始めた時代の流れでもあるらしい。

この春、マクロビオスティック和菓子研究家、黒岩典子氏が和菓子屋「和のかし 巡」を代々木上原にオープンした。黒岩氏は、元オーガニックコスメブランド「アヴェダ」のPRマネージャーで、その頃から発表会などで自作の和菓子を来場者に振る舞い、それを目当てにプレス関係者が集まるほど、彼女の和菓子は評判だった(美容ライター長谷川談)という。

「和のかし 巡」プレオープンの内覧会に伺ったところ、看板商品の雑穀豆大福「福巡り」か季節商品の「桜餅」のどちらかを振る舞っていただけるとのこと。看板商品も捨てがたいが、見た目もピンク色で華やかな桜餅をチョイス。上品なサイズだが、重さはずっしり。一口いただくと、なるほど、噛み応えも十分あり、なにやらプチプチとした食感も。餡も甘すぎず、まろやかで餅のほどよい塩味と絶妙にマッチして美味しい。

wanokashi_01 このプチプチの正体は、スーパーフードのキヌアだとか。この日の桜餅には黒と白のキヌアが混ぜ込まれており、和菓子とスーパーフードという組み合わせを初体験したのだが、ストンと納得の食べ合わせだ。

「和のかし 巡」で使う糖分は日本では希少のココナッツシュガーとアガベシロップのみで、白砂糖のように血糖値を急激に上げず、体にも心にも優しい甘み。また、動物性たんぱく質や添加物を一切使わず、有機雑穀や玄米精米時に残る新鮮なぬかや、「福巡り」にはデトックス効果のあるスミ(備長炭)を隠しワザで入れているという、健康への気遣いの徹底ぶりには驚いた。

店内では和菓子の製造販売だけでなく、こだわりのある農家から仕入れている和菓子の素材も販売&情報発信し、黒岩氏のコミュニティを活かしたワークショップや教室も開催予定。

和菓子作りに対するストイックさとは裏腹に、優しい笑顔と極上の味わいに出会える「和のかし 巡」。「ついで」ではなく、「わざわざ」訪れてみる価値あり。

(Text:Nao Asakura

店舗情報
和のかし 巡(めぐり)
Adress:渋谷区上原3-2-1
Tel:03-5738-8050
Open:10:00〜18:00(不定休)
HP:http://www.wa-meguri.com/

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