TABLE FOR TWO「おにぎりアクション」が、
『AMF アジア・マーケティング・エクセレンス賞』にノミネート
2017.05.18
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- Table for Two
日本発、世界の食料問題の解決に取り組むNPO法人TABLE FOR TWO International(以下TFT)は、アジアのマーケティングの専門家がアジアの最優秀企業を選び表彰する『AMF アジア・マーケティング・エクセレンス賞』に、日本代表2団体のうちの1団体としてノミネートした。
この賞は、アジア・マーケティング連盟に加盟する16カ国・地域のマーケティング団体が協力して、アジアの優れた企業を表彰するプロジェクトで、2015年より実施し今回第3回目となる。本年度の選考会はインドネシア・バリ島で開催、現地でのプレゼンテーションを通して選考される。TFTは本年に受賞した人々のスピリットに訴えるアジアの次世代企業・ビジネス活動に贈られる「マーケティング 3.0 アワード」にノミネートされ、各国から集まった選考委員によって大賞が決定される仕組みだ。
TFTは、51日間でのべ36万人が参加し、85万食の給食を開発途上国の子どもたちに届けた「おにぎりアクション2016」のプロジェクトにおいてノミネート。2015年にこの賞が創設されて以来、日本のNPO法人でのノミネートは初となる。
◆おにぎりアクション2016とは
「日本の食を通じて、世界の子どもたちに食を届ける」というコンセプトの元、国連が定めた10月16日「世界食料デー」(世界中の人が食べ物や食料問題について考える日)を記念して、2016年10月11日から11月31日までTFTが実施したグローバルキャンペーン。全国各地、世界各地でおにぎりを作り、または購入し、「いただきます!」写真(注1)を#onigiriactionを付けてSNS(Facebook, Instagram, Twitter)、またはTFTの特設サイトに投稿すると、参加者に代わり協賛企業が1枚につき100円を寄付し、アフリカ・アジアに給食5食を贈るというプロジェクトだ。(http://jp.tablefor2.org/campaign/onigiri/)
このアクションは「日本の身近な食を通じて世界を変える取り組み」としてSNS上で共感の輪が広がり、Twitter,Instagramを中心に広く拡散され、51日間のキャンペーン期間中に、世界各国からのべ36万人の参加による約11万件のおにぎり写真の投稿が集まり、企業協賛・商品寄付(日米21社)と個人からの寄付により85万食の給食をアフリカ・アジアに届けた。
(注1)「おにぎりアクション2016」のおにぎり写真について
「おにぎりの写真」「おにぎりを握っている写真」「おにぎりを食べている写真」など、おにぎりに関連する写真であれば、制限を設けていない。
特設サイトに投稿された写真のグローバルマップ
◆「おにぎりアクション2017」、協賛企業募集中
TFTは2017年も、10月16日「世界食料デー」を記念し、10月から11月にかけて(詳細時期未定)おにぎりアクションを実施予定。企画の協賛に興味のある企業・団体は、こちらからお問い合わせ可能。(https://partner.tablefor2.org/contact/)
◆NPO法人TABLE FOR TWO Internationalについて
2007年10月設立。“TABLE FOR TWO”を直訳すると「二人のための食卓」。先進国の私たちと開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトの下、社員食堂や店舗でTFTヘルシーメニューを購入すると、代金の内20円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントできる。これまで企業や官公庁、大学、病院など約650団体が参加。気軽に社会貢献とメタボ予防ができるという一石二鳥な取り組みが人気を呼び、約4,339万食をアフリカのウガンダ、ルワンダ、エチオピア、タンザニア、ケニア、アジアのミャンマー、フィリピンに届けた。
http://jp.tablefor2.org/