アートの視点で現代社会を読み解く
NYアートギャラリー“Petzel”と“NANZUKA”の
合同企画展

2017.11.27

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Copyright by Joyce Pensato
Courtesy of NANZUKA

東京・渋谷にあるアートギャラリー「NANZUKA」が、ニューヨークの著名な現代美術ギャラリーPetzelとの合同企画展「Petzel at NANZUKA」と題した展示を12月22日まで開催している。 本展は、Petzel所属のサイモン・デニー、サラ・モリス、ジョイス・ペンサトー、セス・プライス、ニコラ・タイソンの他、両ギャラリーに共通して所属をしているダーク・スクレバー、佃弘樹を加えた合計7人のアーティストによるグループ展となる。

電子通貨ビットコインの中核技術であるブロックチェーンについて研究し、アクリルボード、木材、LEDなどの素材を用いて未来におけるブロックチェーンの貢献、競合テクノロジーの発展を示す作品を発表しているサイモン・デニー。同じく未来主義的な思考を、鮮明な色彩と格子状の幾何学形態を独特な方法で絵画に用いるサラ・モリス。バットマンやミッキーマウス、ホーマー・シンプソンズなどの象徴的キャラクターをエナメル塗料などで巨大ペインティングのアート作品に仕上げるジョイス・ペンサトーなど世界を舞台に活躍するアーティストにより現代社会で語られることをテーマに研究し、制作された作品ばかり。
何気なく日々過ごしている私たちに、何か良い形で一石を投じられるアートショウとなりそうだ。 (Text:TOKYOWISE編集部)


<イベント概要>
Petzel at Nanzuka
日時:2017年11月23日(木)−12月22日(金)
場所:NANZUKA
   東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB2F
URL:http://nug.jp/jp/exhibition/2017petzel.html

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