パタゴニアが、気候変動を阻止する
「リジェネラティブ・オーガニック」を紹介
2020.08.04
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- ©patagonia
地球温暖化をリアルに感じている人も多いなか、人為的要因による気候変動への関心が高まっている。パタゴニアは、気候変動を阻止する実行可能な方法であるとされるリジェネラティブ・オーガニックの取り組みを紹介するキャンペーンを、公式ウェブサイトやSNS、ストアにて実施。キャンペーンでは三部作のビデオも公開する。
従来の農業は気候危機を深化させている炭素排出量の最大25%を占めている。リジェネラティブ・オーガニック農法は、地中に炭素を戻す一助となる健全な土壌を構築。そして、この農法には食物や繊維を育てる方法を変え、土壌や気候の健康を修復させる可能性があると、パタゴニアは信じているという。
2017年より、パタゴニアはリジェネラティブ・オーガニック認証の設定を支援。そして2020年春、スポーツウェアにおいてリジェネラティブ・オーガニック認証の試験的プログラムに取り組むインドの農場で栽培されたコットンを採用したTシャツを発売した。2020年秋冬シーズンも引き続き展開予定だ。
現在パタゴニアでは、世界で初めてリジェネラティブ・オーガニック認証を取得した製品のひとつ「RO チリ・マンゴー」を発売中。SDGsが世界のスタンダードとして謳われている近年、一歩先をゆくパタゴニアの動きに注目しておきたい。
<キャンペーン詳細>
第一部「巨大農業は壊れている」
第二部「土壌は命」
第三部「パタゴニアとリジェネラティブ・オーガニック」
https://www.patagonia.jp/regenerative-organic/