目の前のお寿司が泳ぎだす!
復興支援・食育体験プログラム『泳ぎ寿司』
2016.03.14
- CLIPPING
宮城県石巻市は、復興支援の一貫として、食育体験プログラム『泳ぎ寿司』を3月11日(金)に代々木VILLAGE内 code kurkku にて一日限定で開店した。
東北の魚を育む、世界三大漁場である石巻・金華山沖。そこには豊かな生育環境がある。昨年9月に開業した、最新の設備を誇る石巻魚市場の厳しい検査基準をクリアした石巻の魚の美味しさと安全性。『泳ぎ寿司』ではその過程を紹介することで、食育と風評被害の払拭、ひいては石巻への観光促進を目的としている。
イベントでは、会場に特設カウンターを設営し、金華山沖で獲れる新鮮な魚を、石巻の寿司職人が実際にお寿司として握る。握られたお寿司はプロジェクションマッピング技術を用いて、泳ぐ魚のインフォグラフィックに変化させ、金華山周辺の生育環境をアニメーションで紹介する。
また、モーションセンサーを活用し、体験者の動きに応じて様々なインタラクションを体感できる仕掛けも用意される。食べて、触って、見て聞くことで、来場者は五感を通じた体験から、石巻の食を知ることができる本イベント。小さな子供からご年配の方まで、幅広い層が楽しめることも魅力のひとつだ。
震災からちょうど5年。復興が進む中、まだ「風評被害」という見えない敵と戦っている、石巻。イベントでも上映された『泳ぎ寿司』の詳細や、石巻魚市場社長、寿司組合長、石巻市役所職員の方など、現地でのインタビューも、今後は本イベントHPでの閲覧が可能。