仏の若き俊英ピエール・ニネ主演作品
『イヴ・サンローラン』

2014.09.09

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yves_saint_laurent ©WY productions – SND – Cinefrance 1888 – Herodiade – Umedia

1960年代から現在に至るまで、揺るぎない地位を築いたハイブランドの創始者にして、フランスが世界に誇る伝説のファッションデザイナー、イヴ・サンローラン。彼の輝かしいキャリアと人生における、光と影を描いた映画『イヴ・サンローラン』が、9月6日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネマライズほかで全国公開された。

いま明かされる
華やかなファッション界の裏側

今年1月、本国フランスで公開されるや、初登場NO.1の大ヒットを記録した映画『イヴ・サンローラン』。一流ブランドの創始者にして、世界で最も有名な伝説のファッションデザイナー、イヴ・サンローランの華麗なるキャリアと、その背後に秘められたプライベートにスポットを当てた本作は、公私ともにサンローランのパートナーだったピエール・ベルジェが製作に全面協力。“イヴ・サンローラン財団初公認作品”として、財団所有の本物のアーカイブ衣装が全編を彩り、話題となっている。

1957年、弱冠21歳で故クリスチャン・ディオールの後を継ぎ、若きデザイナーとして華々しくデビュー。26歳で自らのブランドを設立したイヴ・サンローランは、“モンドリアン・ルック”“スモーキング”“サファリ・スーツ”など、過去の常識を打ち破る革命的なコレクションでファッションの歴史を塗り替え、「モードの帝王」と讃えられた。

エレガンスとは縁の無い中産階級の家庭に生まれながらも、眩いまでに光り輝くキャリアを築き上げ、理想的なパートナーにも恵まれたサンローラン。華麗なクリエーションの裏に秘められた壮絶なまでの創造の苦しみ、そして、愛されぬいても決して埋めることができなかった心の闇──。天才の知られざる人生の“喝采と孤独”にフォーカスした本作は、見る者の心を揺さぶる感動作に仕上がっている。

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