生きるために食べる。食べるためにつくる
『リトル・フォレスト』
2014.08.15
- CLIPPING
- © 「リトル・フォレスト」製作委員会
「月刊アフタヌーン」に連載された五十嵐大介の人気コミックを橋本愛主演で映画化。夏・秋・冬・春の4部構成になっており、夏・秋編となる『リトル・フォレスト 夏・秋』が8月30日(土)よりロードショーされる。冬・春編は2015年2月に公開予定だ。
フードコーディネーターは「eatrip」、原作に忠実に料理を再現
生きるために食べる。そして食べるためにつくる。すべてがひとつながりになった暮らしの中で、自分の生き方を見つめなおしていく主人公の姿を描き出す『リトル・フォレスト』。美しい四季の移ろいを映し出すため、約1年に渡って岩手県奥州市にてオールロケを敢行。春夏秋冬の4部作として完成させた。
旬の食材を使ってつくる食事は、料理研究家・野村友里が率いる「eatrip」チームがディレクションを担当。畑でとれたトマトを使ったパスタ、山で採ったくるみの炊き込みごはん、温かいひっつみや小豆を入れて焼いたマフィン、ふきのとうを使ったばっけ味噌など、原作に登場する料理が忠実に再現されているのも見どころのひとつだ。
主人公のいち子役には、若手実力派・橋本愛。共演は三浦貴大、松岡茉優、温水洋一。また、いち子の母・福子役を桐島かれんが演じている。監督は『Laundry』、『重力ピエロ』などの森淳一。主題歌は、yui率いるFLOWER FLOWERが、春夏秋冬それぞれのイメージにあわせて4曲を描き下ろした。
東北の小さな集落で自給自足しながら生きる力を充電
東北のとある村の中の小さな集落“小森”。いち子は一度都会に出たが、自分の居場所を見つけることができず、ここに帰ってきた。近くにスーパーやコンビニもない小森の生活は自給自足に近い暮らし。稲を育て、畑仕事をし、周りの野山で採った季節の食材から、毎日の食事をつくる。四季折々の恵みを与える一方で、厳しさも見せる東北の大自然。自分と向き合い時に立ち止まりながら、いち子は美味しいものをもりもり食べて明日へ踏み出す元気を充電していく。
『リトル・フォレスト 夏・秋』8月30日(土)ロードショー
『リトル・フォレスト 冬・春』2015年2月14日(土)ロードショー
監督|森淳一
出演|橋本愛、三浦貴大、松岡茉優、温水洋一、桐島かれん
配給|松竹株式会社メディア事業部
2014年/日本/111分
http://littleforest-movie.jp
OPENERSより
MOVIE|自然の恵みを食べて、生きる力を充電する春夏秋冬の4部作
http://openers.jp/culture/tips_movie/news_littleforest_47386.html