チェルシーフラワーショー2015で
「ベスト・イン・ショー」に輝く
2015.06.22
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チェルシーフラワーショーのオフィシャル・パートナーであり、今年は出品者のひとりとして参加していたシャンパーニュメゾンのローラン・ペリエのガーデンが、最高賞である「ベスト・イン・ショー」の栄光に輝いた。
田園の館のすがすがしさをそのまま表現
チェルシーフラワーショーは、世界中からガーデンデザイナーや造園家が集まり、躍動感溢れるさまざまなガーデンが披露される、英国に夏の訪れを告げるイベント。今年栄冠を手にしたのは、ローラン・ペリエとデヴォンシャー公爵家の居館チャッツワースとのコラボレーションで制作された「ローラン・ペリエ・チャッツワース・ガーデン」だ。
ダービーシャーのピーク・ディストリクトにあるチャッツワース。ヨーロッパでもっとも重要なアートコレクションのひとつに数えられるデヴォンシャー・コレクションが展示されている歴史的な建物などを所有する、デヴォンシャー公爵家の本拠地である。
デザインを担当したのは景観ガーデンデザイナーのダン・ピアソン氏。彼の真骨頂である自然主義へのおもいと野性味を主調にチャッツワースのトラウト・ストリームとパクストンズ・ロックガーデンを再現したガーデンは、200年間ひとつの家系が守りつづけてきた田園の館の軽やかさやすがすがしさ、上品さを醸し出している。
「ダン・ピアソンは、歴史的なチャッツワース・ガーデンのスピリットそのものを想起させるスペースをチェルシーにつくってくれました」と述べるデヴォンシャー公爵。
その表現は、「自然を尊重しワインを尊重する」「ひた向きに品質を追求する」「人を大事にする」という三つの信念と情熱をもって受け継がれてきたシャンパーニュメゾン、ローラン・ペリエの精神とも通ずるものがある。
「ローラン・ペリエ・チャッツワース・ガーデン」での植栽は、実際のチャッツワース・ガーデンのトラウト・ストリームにて2016年の春に公開される予定で、これからも訪れる人の目を楽しませつづけることだろう。
Dan Pearson|ダン・ピアソン
景観ガーデンデザイナー。設計と植栽のすばらしさが世界的に評価されており、その作品は、高度な園芸専門知識と環境にやさしい持続可能なデザイン原則によるスペース構成と、直感的なアプローチを特徴としている。王立園芸協会ウィスリーガーデン、王立キューガーデンで研修。
植物がいかにその周辺環境と自然の成長条件に関係づけられているかについて特に理解し、その理解が自然の景観と地形への愛着とあいまって、彼の仕事の根幹に着想を与えている。プロデザイナーとしてのキャリアは1987年から。
ローラン・ペリエ
http://www.suntory.co.jp/wine/special/laurent_perrier/
OPENERSより
ローラン・ペリエがチェルシーフラワーショー2015で「ベスト・イン・ショー」に輝く|Laurent-Perrier
http://openers.jp/article/1088619