官能的で刺激的な禁断のラブストーリー
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』

2015.02.13

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fiftyshade © 2015 Universal Studios.

世界中の女性たちを虜にした恋愛小説が待望の映画化。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』がバレンタインデーに合わせ、2月13日(金)よりロードショーされる。

写真家や現代美術家としても有名な
サム・テイラー=ジョンソン監督がメガホン

当時ロンドン在住の一般女性であった小説家E・L・ジェイムズが趣味でインターネットに投稿し、処女作にしてベストセラーとなった『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。当初、オーストラリアの小さな出版社から書籍化されたことをきっかけに、大手出版社の目に留まり、瞬く間に50カ国以上で出版され、1億部を突破する空前のヒットとなり、ジェイムズは“第二のジェイケイ・ローリング”といわれたほど。

その内容は、普通の女の子アナとステイタスを極めた男性グレイが恋に落ちる普遍的なシンデレラ・ストーリー。しかし、特筆すべきはその後。ラブストーリーでありながら、随所に散りばめられた、官能的で刺激的な仕掛けが世界中の女性を魅了。

映画化にあたり、メガホンを取ったのは、写真家や現代美術家としても有名なサム・テイラー=ジョンソン監督。彼女にしか作りえないスタイリッシュな映像で、ふたりの恋愛が描き出されている。

また映画化以前から「誰が演じるのか」と議論が巻き起こっていたグレイ役には、モデル出身のジェレミー・ドーナンを大抜擢。外見はクールにスーツを着こなした“Mr. パーフェクト”ながら、心に傷を負ったグレイの内面を見事に表現し、やきもきしていたファンたちを納得させた。一方、恋におぼれていくヒロインのアナには、ダコタ・ジョンソン。さらに、グレイの義妹ミア役はシンガーソングライターであり、ファッションアイコンとしても注目されるリタ・オラが演じている。

心から女性を愛したことがないグレイ、恋を知らないアナ

大学生のアナはある日、親友のかわりに学生新聞の取材を頼まれ、有名企業の企業家で、巨万の富を手にする若き億万長者クリスチャン・グレイにインタビューするため、彼のオフィスに向かっていた。引っ込み思案でこれまで恋愛経験のないアナに対し、謎めいたグレイ。正反対のように見えるふたりだが、いつしか惹かれ合うように。

しかし、ふたりのあいだにはある障害が。完璧に見えるグレイは、実は心から女性を愛したことがなく、歪んだ形でしか愛を表現することができないのだ。互いに激しく求め合うものの、このまま突き進んでよいのかわからず、戸惑うグレイとアナ。彼らの不器用で危うい愛の形の行方とは--。

女性の官能を刺激する過激な設定や赤裸々な描写、そして先の読めない禁断のラブストーリー。ふたりの“ありえない”関係がどのような結末を迎えるのか、心をときめきさせながら見届けたい。

Text by YANAKA Tomomi

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
2月13日(金)より全国ロードショー
監督│サム・テイラー=ジョンソン
出演│ジェイミー・ドーナン、ダコタ・ジョンソン、ジェニファー・イーリー、マーシャ・ゲイ・ハーデン、マックス・マティーニ、リタ・オラ
配給│東宝東和
2015年/アメリカ/126分/R15
http://fiftyshadesmovie.jp/

OPENERSより
MOVIE|世界中の女性たちが夢中になったベストセラー小説が映画化『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
http://openers.jp/article/893409

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