「OMO5 東京大塚」寝るだけで終われない
星野リゾートが手がける新しい形の都市観光ホテル
2018.05.18
- CLIPPING
コンセプトは、「寝るだけで終わらせない、旅のテンションを上げる都市観光ホテル」。星野リゾートが都市観光ホテル「星野リゾート OMO 5 東京大塚」を2018年5月9日にグランドオープンした。「OMO」は、星野リゾートが手がけるホテルの第4のブランド。北海道「星野リゾート OMO7 旭川」に続き2店舗になる。
今回注目なのは「OMO5 東京大塚」だけではない。行政や地域を巻き込んだ周辺エリアの都市開発によって、JR山手線大塚駅北口は大きく生まれ変わった。
都市開発を進めた山口不動産は、大塚駅北口に「ba(ビーエー)」というエリアを新たに創り出した。泊まる場『ba01』、集う場『ba02』、住まう場『ba03』など、コンセプトで区分されたエリアを提供し、街全体を盛り上げる。「OMO5 東京大塚」は泊まる場として開発された『ba01』に入っている。
『ba01』には、「OMO5 東京大塚」の他にレストランやカフェが入る。特に注目なのが1階にあるカフェ&ダイニングバー「eightdays cafe(エイトデイズカフェ)」。ガラス張りの開放的な空間からは、路面電車や『ba02』東京大塚のれん街などのノスタルジーを感じる風景が広がる。海外ホテルのような雰囲気から日本特有のローカルな風景を眺めることができるギャップが面白い。『ba02』東京大塚のれん街には、古民家を改装した飲み屋が立ち並び、昭和の古き良きレトロな雰囲気を醸し出す。『ba03』は高級賃貸マンションとなっている。
さらに「OMO5 東京大塚」では、魅力的な周辺エリアを楽しみつくすための仕組みがいっぱいだ。
まず、旅の拠点となるOMOベース(パブリックベース)。ホテルの受付があるロビーラウンジにはカフェがあり、宿泊者以外でも気軽に利用ができるオープンな空間となっている。OMOに泊まりにきている旅行者は、ホテルにいながら大塚のローカルな空気感を感じることができるのではないだろうか。
さらに旅のテンション上げてくれるのがOMOの特徴的なサービス「Go-KINJO」。初めて大塚を訪れた旅行者でも街を堪能できる4つのコンテンツ「ご近所専隊 OMOレンジャー」、「ご近所マップ」、「街探索のおすすめコース案内」、「ご当地ワークショップ」で構成されている。その中でも特に魅力的なコンテンツを2つ紹介しよう。
『ご近所専隊 OMOレンジャー』
ご近所専隊OMOレンジャーは友人のように街を案内するガイド。専隊レンジャーと名乗るだけに案内できる得意分野が色によってわけられている。例えば「OMOレッド」は「お酒」、OMOイエローは「グルメ」、OMOパープルは、「ナイトカルチャー」など5色のOMOレンジャーコースが楽しめる。レンジャー出動は有料だが、特別な旅の思い出が作れること間違いなしだ。
自分の足でディープな大塚を探索してみたいという方には「ご近所マップ」が活用できる。
『ご近所マップ』
街を旅する拠点となる「OMOベース」に展示されている徒歩10分圏内の情報がぎっしり掲載された「ご近所マップ」。マップに記載されているお店のアイコンにはQRコードが付いていてGoogle Mapへリンクが可能。これで初めての大塚でも迷うことなく、目的地へ行ける。
旅行中に過ごすお部屋も気になるポイント。櫓(やぐら)をコンセプトに旅行者視点でデザインされた「YAGURA Room」。靴を脱ぎ、畳張りのフロアを進むとゆっくりくつろげるソファースペース。さらに階段があり、上がるとヒノキ材を用いたやぐら寝台が現れる。階段や壁を活用することで大きな荷物も収納できる工夫がされて、コンパクトながらリラックスできる和空間になっている。
OMOを利用する旅行者や地元民だけではなく、「ba」を目的に遊びにくる人も加わり、新たな東京のホットスポットとして変わっていくであろう大塚。今、注目のエリアで新しい形の観光を楽しんでみてはどうだろうか?
<施設概要>
【 星野リゾート OMO5 東京大塚 】
所在地:東京都豊島区北大塚 2-26-1 ba01
施設構成:客室、ロビーラウンジ、カフェ
客室:125室
料金:7,000 円~ (2名1室利用時/1名あたり)
※サービス料・消費税込。東京都宿泊税が別途掛かる場合あり。
URL:https://omo-hotels.com/otsuka/
【eightdays café】
所在地:東京都豊島区北大塚2-26-1 ba01
営業時間:平日8:00〜23:00 日・祝日 8:00〜22:00
URL:http://eightdayscafe.com/