ハービー・山口による新しい写真集
「LAYERED(レイヤード) 」
出版記念エキシビションとサイン会開催
2018.02.16
- CLIPPING
- ©ハービー・山口 / BOOKMARC
70年代ロンドンのパンクロックを撮り続けた写真家、ハービー・山口による新写真集「LAYERED(レイヤード)」出版を記念し、東京・原宿『BOOKMARC』の地下ギャラリーにてエキシビションおよびサイン会を開催する。期間は、2月17日(土)から2月25日(日)まで。また、前日夜の2月16日(金)20時から、オープニングレセプションとサイン会も開かれる。
大学卒業後の73年に混沌としたロンドンに渡り、多くのミュージシャンを始め最もエキサイティングな時代のロンドンを多く撮影してきたハービー・山口氏。様々な時代のミュージシャンから市井の人を撮り続けて来た氏が捉えたレイヤード(重ね着)とはどんなものなのか?ぜひ行って観て確かめたい。
<写真展概要>
『ハービー・山口 写真展 “LAYERED”』
▪️会期:2018年2月17日(土)- 2月25日(日)12:00-19:00
『オープニングレセプション&サイン会』
▪️日時:2018年2月16日(金)20:00-21:30
▪️場所:BOOKMARC(ブックマーク)東京都渋谷区神宮前4-26-14
▪️ゲスト:ハービー・山口
<写真集>
ハービー・山口:LAYERED
▪️出版社:SUPER LABO
▪️判型:並製本(手綴じ)/白黒オフセット印刷 販売価格:¥3,900(税抜き)
▪️プリント付きSpecial Edition 販売価格:予価 ¥14,000(税抜き)
Layered(レイヤード)とはファッション用語で「重ね着」という意味です。写真の場合、鏡の中に映った顔やウインドーに反射した景色などの虚像と周囲の実像が同一画面に映り込むことで、 より魅力的な絵作りにあることがあります。これまでにも多くの写真家がこの「写り込みとの組み合わせ」に魅了され作品を残してきました。私もその一人で、レイヤードグラフ「LAYEREDGRAPH」と名付けてみました。少し飛躍しますが、私たちは、先祖、教育、希望、失望、旅、時代の流れ、生活環境など、あらゆる要素が幾重にも折り重なって現在の自分が作られています。そう考えると人生そのものがレイヤードです。さらに、被写体の上に写真家の人生やセンスを自分なりにレイヤードしたものが作品なのだと思います。
▪️プロフィール:
ハービー・山口 (Herbie Yamaguchi)
1950年、東京都出身。中学2年生で写真部に入る。大学卒業後の1973年にロンドンに渡り10年間を過ごす。
一時期、劇団に所属し役者をする一方、折からのパンクロックやニューウエーブのムーブメントに遭遇し、デビュー前のボーイ・ジョージとルームシェアをするなど、ロンドンの最もエキサイティングだった時代を体験する。そうした中で撮影された、生きたロンドンの写真が高く評価された。帰国後も福山雅治など、国内アーティストとのコラボレーションをしながら、常に市井の人々にカメラを向け続けている。多くの作品をモノクロームの、スナップ・ポートレイトというスタイルで残している。 その優しく清楚な作風を好むファンは多く、「人間の希望を撮りたい」「人が人を好きになる様な写真を撮りたい」というテーマは、中学時代から現在に至るまでぶれることなく現在も進行中である。写真発表の傍ら、エッセイ執筆、ラジオ、テレビのパーソナリティー、さらには布袋寅泰のプロジェクト「ギタリズム」では作詞家として参加している。
審査員:CAPA デジタルカメラマガジン APAアワード
選考委員:上野彦馬賞
受賞歴:2011年度日本写真協会賞作家賞
大阪芸術大学客員教授
九州産業大学客員教授
▪️協賛:イルフォード・ジャパン株式会社, 株式会社ブルージエイ(山ノ手写真)
▪️企画・制作:SUPER LABO
▪️注意事項
・対象商品の準備数には限りがございます。完売の際にはご容赦ください。
・対象商品のお取り置きはお受けできません。予めご了承ください。
・天災などの不測の事態により、販売を中止する場合がございます。